32話 ページ34
『(と、とうとうインハイ来ちゃった
自分がやる訳じゃないのに
なんか私が緊張してきた)』
とインハイ当日試合前の少しのウォームアップ
烏養と同じようにアタックをしているA
「Aあと1周な」
と言う烏養の言葉に分かったと言い集中してラスト1周をまわすA
それが終わると今度はコートを使っての最終確認をする
「Aちゃん、緊張してる?」
と横断幕をかけ終わり下に降りてきた清水がそう言う
『な、なんか私が出るわけじゃないのにでる時よりも緊張してて』
「なんか分かるかも
でもみんながあんなにいつも通りって感じだと緊張とけちゃうんだよね」
と笑う清水
そこから少し緊張がとけボールを拾いながら周りを見る
ピーと笛の音がなりキャプテンが呼ばれると同時にAは外に出て急いで2階に登る
「やっほーAちゃん
まだマネージャーしてるんだね」
『(うるさいな)』
なんて及川を無視するA
及川は相変わらずおーいとAに声をかける
無視を続け烏野の横断幕のところに歩いていくA
「おい!及川何してんだ」
と岩泉が怒りながら及川を呼びに来る
『あ、岩泉さん!お久しぶりです』
「あぁ、久しぶりだな
あれから元気にしてたか?」
『はい!最近は私もたまに練習に参加してて楽しいですよ』
「おう、そうか
お前らと戦えるのを楽しみにしてる」
と笑って及川を連れていく岩泉
それになんで岩ちゃんにはそんな話してんの?と言いながら連れされていく及川
Aは笑顔で手を振りながらそんな2人を見てそして目の前のコートに目を移す
『(お、いい感じに日向をなめてる
これは面白くなりそうだな)』
なんて思いながら笑うA
笛の音がなり試合が始まった
158人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2021年2月1日 22時