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21話 ページ23

『清水先輩、こっち終わりました』

「ありがとうAちゃん
合宿楽しみだね」

『はい!』

と合宿する時に泊まる場所の掃除をある程度済ませ今度はドリンクを作る

『そういえば清水先輩はどうしてバレー部のマネージャーになったんですか?
あ、変な事聞いてすいません』

「いいのよ
私は澤村に誘われてね
元々スポーツはしてたけどマネージャーは初めてだったから
でも成り行きで初めてけど今は大事なものの一つになってるよ」

と言う清水の言葉にじーんとするA

「Aちゃんは?どうしてバレーしてたの?」

『私おじいちゃんがバレーの名将で小学校の頃おじいちゃんに無理言って練習試合に連れてってもらったんです

アタック決めてサーブ決めてブロックとかも全部かっこよくて
そうなりたかったんです』

と話しているAの口角は上がっており
清水はそれを見てつられて笑顔になる

「Aちゃんはバレー大好きなんだね」

『はい!』

「それじゃぁドリンク作り終わったし行きましょうか」

『そうですね!』

と2人でドリンクを体育館に持っていく
扉前には武田先生が2人を待っておりコーチが来たと伝える

『(コーチ?)』

と興味津々で体育館の中を見るA
その中には見知った背中があり、あ!と声を出す

「お!Aか、お前おっきくなったな!
前までこんくらいだったのにな!」

自分の腰くらいと笑ってそう言う金髪の男の人

『繋心おじさんそれ小学校の時なんだけど!
てかおじさんがコーチ?』

「あぁ音駒との試合までだけどな」

『あ、そうなんだ』

となんだーと言いながら部員たちに持ってたボトルを渡していく

「烏田、あの人と知り合いなのか?」

『知り合いって言うか従兄弟だよ』

「え、ということは烏田のおじいちゃんもあの烏養監督なのか?」

と驚いたように聞く影山に言ってなかったっけ?なんて返すA

「まぁそうだろうと思ったよ
名将で烏野に愛着
これでだいたい気づくでしょ」

と煽るように言う月島に影山がつっかかる

「おーいA
人数足んなくてお前こっちに入ってセッターしてくんない?」

『え、普通にやだよ
それにネット高いし』

「それもそうだな
ならお前らの方からセッター1人貸してくれ」

とセッターの2人に言う烏養
それに菅原が町内会チームに歩いていく
そしてそこから一悶着あり試合が始まった

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2021年2月1日 22時

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