怪我を負った女子マネージャー【ハイキュー】 (ページ22)

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20話ページ22

｢Aのサーブほんと取れねぇ
なんか影山くらいの威力はないけど取りにくいんだよな｣

とサンドイッチを食べているAにそんなことを言う日向

『そんな角の方狙ってないから日向が下手っぴなだけ
それに私利き手じゃないから威力がでないの当たり前』

と2個目を食べようと2個目のサンドイッチを取りそう言うAに驚く影山以外のメンバー達
そういえばそうだったなと影山がそう言う

『まぁ詳しくいえば両利きなんですけど
私バレー以外では左利きで生きてる人種なんで』

とパクパクと食べながらそう言うA
それにまじかと言われているがAは気にせず今度はカバンの中に入れてあるポーチから飴をだし口に運ぶ

『日向は反射神経よくても下手っぴだからな
それに左と右使えたら1枚ブロックが左に慣れた時に右手で打つ時の快感やばいですよ』

｢なんかAって性格悪いよな｣

『はぁ？そんな事ないよ！
戦略だよ、せ！ん！りゃ！く！』

とムスッとしながらそう言うAにそーですかーと言う日向

『日向だって思いっきり打ったらきもちいでしょ！
それと一緒！』

｢あーそれなら性格悪いことは無いか｣

と言う日向
それに周りはちょろいななんて思う

｢でもさほんと烏田はすごいな
影山のサーブも取ってたし周り見て教えてくれるし
ほんと清水と烏田2人とも最高のマネージャーだ｣

と澤村に言われえへへと照れ笑いをするA
田中と西谷はうんうんと頷いている

｢それに烏田がいると潔子さんが前より笑う
ほんとありがとな！｣

『確かに清水先輩の笑顔に勝てるものはないですよね』

｢分かるぜ
でもガン無視も最高なんだよな｣

と言う田中に若干ひいているA
苦笑いで何とかその場を誤魔化す

『それじゃぁ私こっちなので
また明日！さようなら』

とAは軽く礼をしてそう言ってから家に帰るバス停まで歩いていく
そんな後ろ姿を見守り他のメンバー達もそれぞれ帰って行った