怪我を負った女子マネージャー【ハイキュー】 (ページ17)

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15話ページ17

｢あ、Aちゃん今から体育館行く？｣

『はい、行きますよ？
どうかしましたか？清水先輩』

と体育館に行く途中清水に呼び止められるA

｢女子の着替える場所とジャージ渡そうと思って｣

『ありがとうございます！』

｢それとAちゃん
何かあったらいつでも相談してね｣

『はい！』

と話しながら体育館に入ろうとする2人
それにきよこさーんと突っ込んでくる知らない男子が1人
そんな彼に清水は容赦なく平手打ちをかます

『あ、あの大丈夫ですか？』

｢ほっといても大丈夫よ
それよりこっち｣

『あ、はい』

と平手打ちされた男子を心配そうに見ながら清水について行く

『あの、さっきの人誰ですか？』

｢西谷くん
昨日澤村が言ってた守護神だよ｣

『そうだったんですね』

｢はい、これ
部活のジャージ｣

と渡された物を受け取りありがとうございますとお礼をするA
それに袖を通し下も着替える

｢良かった、サイズピッタリ｣

『これなんかいいですね
部活してるって感じで』

と嬉しそうに着ているAに清水も笑顔になる
そして2人更衣室をでる

『あれ？守護神の西谷先輩は？』

とサーブの練習をしている影山にそう聞くA

｢なんかどっか行ったぞ
旭さんがいないなら部活戻んねぇって｣

『へぇー
それで日向は？』

｢その先輩のとこ行った｣

そっかとAはそう呟く
それぞれアップをしている部員達を一通り見る

｢あ、そうだ烏田サーブレシーブ頼めるか？
お前確かレシーブも得意だったよな｣

と影山に言われチラッと清水の方を見るA
いいよと笑いかけられもう一度影山の方をむく

『私最近バレーしてないしアップもしてないんだけど
それに加えてマネージャーだし
てかレシーブが上手い澤村先輩を待てよ』

｢お前エースならレシーブくらい出来るだろ｣

と言う影山の言葉にAはイラッとして近くに落ちているボールを取り

『わかったよ、やってあげる
でも少しアップさせて』

とボールを影山に投げAは軽くアップを始めた