検索窓
今日:14 hit、昨日:20 hit、合計:91,510 hit

12話 ページ14

「ありがとうございました!」

と言い烏野は学校の外に止めてあるバスへと向かう
その途中今日の反省をしている

「武田先生はあぁ言ってくれたけど
正直及川のいる青城と真っ向勝負で戦って勝つためには
まだ決定的に足りないものがある」

「さっすがキャプテン」

と学校の門で待ち伏せをしていた及川がそう言う
その声が聞こえた瞬間Aは近くにいた清水の袖をきゅっと握る

「ちゃんと分かってるね」

「でたな!大王様!」

それに田中と日向が及川に威嚇をする
その間にAはできるだけ大きい澤村の後ろに隠れる

「烏田?大丈夫か?」

『また何言われるかたまったもんじゃないんで
目を合わせたくなくて
盾になってください、先輩』

「素直だな」

と苦笑いするがそのままAが隠れるよう動かないでいてくれている澤村

「君らの攻撃は確かに凄かったけど
レシーブがグズグズじゃぁ
すぐに限界が来るんじゃない?

強烈なサーブ打ってくるやつは俺だけじゃないしね
インハイ予選はもうすぐだ
ちゃんと生き残って

俺はこのクソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからさ」

とこちらに歩いてきて影山を指さしそう言う及川
それに月島の左腕を掴む日向

「レシーブならAと特訓する!」

と離せと言っている月島を無視してそう言う日向

「レシーブはそう一朝一夕で上達するもんじゃないよ
キャプテンくんとAちゃんはわかってると思うけどね
大会までもう時間はない
どうするのか楽しみにしてるね」

『(ほんと腹立つ
女子にもまれて圧死すればいいのに)』

と歩いていく及川を澤村の後ろから睨みながらそう思うA

「気にしないでください
あの人あーやって人を引っ掻き回すのが好きなだけなんです」

『(まじで性格悪いな)』

すると澤村は笑い烏野の守護神が帰ってくると言う
それに心躍らせるAだった

13話→←11話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2021年2月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。