【ミカグラ学園組曲】非日常が日常に！Part2！【浦/島/坂/田/船】 (ページ14)

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49話ページ14

『明、鍵はちゃんとかけときなよ』

｢あ！Aちゃん！
どうしてここにってもしかして！
実は宿題が終わってなくてって私の部屋に行ったら居なくて探し回ってくれたの！？
Aちゃんが呼んでくれたらどこにだって行くのにー｣

｢うーん｣

『明、寝ちゃダメだよ』

と立ち上がってよく喋るエルナを無視して寝そうな坂田を揺らすA
ハッと目を覚ましペンを握る坂田
エルナは無視！？と悲しそうに座っている

『あ、起きた
2人にコーヒー入れたげるよ
エルナは砂糖とミルクどれくらい？』

｢Aちゃんの愛情で甘々にしてね、はーと！｣

『分かった、ブラックね』

｢はっ！もしかしてコーヒーに入れない愛情は宿題を終わらせた時のご褒美！？
あんなことやそんなことしてくれるの？｣

『一応聞くけどなにしたいの？』

とお湯を沸かしてそう聞くA
坂田はむすっとして聞いている

｢まずはハグでしょ
あと耳もとで愛を囁いて押し倒してキスして｣

なんて話してむふふと妄想の中に入る
Aと坂田はひきながらそんなエルナを見ている
はぁとため息をついて3人分のコーヒーを作る

『妄想中のエルナちゃーん
ブラックコーヒーだよ』

と目の前にコーヒーを置く
坂田はまだ熱いコーヒーをふぅふぅと冷ましている
相変わらず妄想中のエルナ

｢ふへへ
Aちゃんだいtいで！｣

と流石にと思った坂田が教科書で軽く頭を叩く
叩かれた本人はいててと頭を抑えている
それを見ていたAはえぇと驚いて見ている

『え、頭大丈夫？』

｢Aちゃんが頭撫でてくれたら治るかも！｣

『(まぁ撫でるくらいならいっか)』

と思いエルナの頭の上に右手をぽんと置きわしゃわしゃと少し乱暴に撫でるA
エルナは嬉しそうにわらっている

『それじゃぁ勉強始めるよ
っていうかなんでエルナここにいるの？』

｢宿題終わってなくて誰かとしたいなって思って
終わってなさそうな人訪ねてたどり着いたのが坂田くんだったんだ！｣

『へぇー
それで2人ともあとどれ位？』

と言われ申し訳なさそうに2人とも残りの量をだす
はぁとため息をついて座って2人を見る

『まぁ頑張れば間に合うか
わかんなくなったら教えてあげるから2人とも寝るのは許さないよ』

｢｢は、はい｣｣