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46話 ページ11
『準備はいい？』
そう放課後楽園部の4人にそう言うA
「Aさんこの場を設けてくれてありがとうね」
『いえ、貴方の頼みですから
それより私達がする予定だったライブを無くしてくれたんだ
楽しませてくれないと怒りますからね』
そう笑顔で言うAは4人に期待しているようだった
それを察した4人は顔を見合わせそしてエルナが口を開く
「もちろんみんなを楽しませちゃうよ！
もちろんAちゃんもね」
『それじゃぁがんばってね！』
とAは客席へと歩いていく
「あ、Aこっちこっち！」
そう手招きする坂田の声は楽しみでいっぱいなのか嬉しそうな顔だった
「A先輩と隣嬉しいです！」
そう言う莉犬はしっぽを振っており本当の犬のようでAは思わずその頭を撫でる
それを見ている坂田はムスッとしている
「どんまい坂田」
「ほら合宿終われば後輩達もおらんから
やから落ち着け」
「うらさんの言う通りやで
それにそんなんしてたらAに嫌われんぞ」
「おい！莉犬ずるいぞ！」
「ジャンケンに勝ってたら今頃俺は」
「ジェルくんそれなんかやばいよ」
「A先輩人気なんだなー」
「るぅとくんは知らないもんねA先輩のこと」
励ます浦島船とは違いすとぷりは莉犬を羨ましそうにしていた
そんなことも知らないAは莉犬の頭から手を離しライブが始まるのを今か今かと待っていた
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作者名：唯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2019年1月7日 0時
