【僕のヒーローアカデミア×歌い手】刺激的な日常が欲しい《2日目》 (ページ46)

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91話ページ46

【浦田、高梨、月崎チーム演習試験Lady………GO】

と言う声で試験が始まる
それを合図に3人はバラバラに走っていく

『(母さんの個性は僕ら全員に一気に使える
だから3人同時にぶつかると確実に時間内にゲートを出れない
僕らはこれで連絡が取れる
本気で勝ちに行く！)』

と考えながら走るA
通信機からはまだ何も聞こえない

『(やっぱり母さんはゲート前にいる)
やっぱりゲート前に居たよ』

｢俺も見つけた｣

｢俺も｣

と返答が返ってくる

『渉くんいける？』

｢あぁ、いつでも｣

『ならお願い
志麻くんは僕と渉くんどちらかがやられたら出てきて欲しい
それまで体力温存してて
渉くん、行くよ！』

と言いうらたとAがバレットの左右から出てくる

｢やっぱりそう来るよね｣

と2人の攻撃をジャンプして軽々と交わすバレット

｢あら、志麻くんがいないわね
まぁどこにいるかは分かってるのだけど｣

『ワープ！』

と志麻を別の場所に移動させるA

『(くっそこの個性はあまり遠い場所には行けない
ゲートは範囲外この個性で逃げることはできない
どうしたら、このままじゃ……)』

｢A！落ち着け！
まだ策はあるだろ！｣

と言ううらたの声ではっとするA
バレットは2人の様子を伺っている

『ありがとう渉くん！』

Aとうらたの個性の制限を極限までしていくバレット
Aはそれを考えた上で体術で攻撃する2人
それに軽々と交わし2人に攻撃をするバレット

『(頭を回せ！
体を動かせ！
予測しろ！！)』

とバレットを押さえつけようと走って行くA

｢A隙だらけよ｣

とお腹を思いっきり殴るバレット近くにあった壁まで飛んでいく
それを見た志麻がバレットに攻撃しに行く

｢浦田くんも志麻くんも強くなったね
だけどまだまだだよ
そんなんじゃ好きな子守るなんて言えないよ｣

と攻撃しようとするが2人の前にセメントの壁が現れる

｢(これはセメントスの個性
ということは浦田くんは違う
ならA？ってあそこに飛んで行ったはずなのに)｣

『母さん隙だらけ』

と急にバレットの後ろに現れるA
それに焦っているうちにバレットの手にはカフスがかかっていた

【浦田、高梨、月崎チーム条件達成】

『2人とも無茶なことさせちゃってごめんね』

｢いや、これくらい大丈夫や｣

｢それにしてもあの初めに出てきたのはエクトプラズムの個性かしら？
全く気づかなかったわ｣

とAを褒めるバレット
それに嬉しそうににひひと笑った