【僕のヒーローアカデミア×歌い手】刺激的な日常が欲しい《2日目》 (ページ40)

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85話ページ40

｢A遅かったね｣

｢また坂田か？｣

と言うまふまふとそらる
2人はもうご飯を食べ終わっており駄べっていた

『あーえっと
っていうか花袋ちゃんは？』

｢クラスの奴らに呼ばれてクラスの奴と食べてる｣

『あ、そうなんだ
彼方さんどんまい』

とそらるの肩に手を置いてそう言うA
そらるはうぜぇという顔でAを見ている

｢ってそれより！
Aまだご飯食べてないでしょ？
時間無くなっちゃうよ｣

『あ、そうだそうだ』

と座り持っているお弁当をひろげて食べ始めるA

｢何してたんだ？｣

｢演習だったけど他のA組の人はクラスに帰ってたし
浦島坂の3人は知らないって言ってたし｣

『あー雄英のトップ3人となんやかんやあって連絡先交換したりしてた』

｢は？｣

｢すご！｣

と意味がわからないという顔をしてるそらる
まふまふは目をキラキラとさせている

｢よく知り合えたな｣

『いやービックリしたね
まさかのまさかだよ』

とたんたんと言いながら時間を気にしてご飯を頬張るA

｢そんなに一気に食べるとつまらずぞ｣

『大丈夫大丈夫
ほんと彼方さんお母さんみたい』

なんて笑いながら言うAに真顔のままこんな子に育てたつもりはないと言うそらる
それに大爆笑する2人

｢うるさ｣

と耳を塞ぐそらる
そんなことをしている間に予鈴のチャイムがなる

『あ、やべ』

と残り少ないお弁当を口の中に詰め込み片付けるA
そらるとまふまふも立ち上がる

『彼方さんもこっち？』

｢花袋さん見てからラボに帰ろうと思ってな｣

と言うと両サイドの2人がニヤニヤする

｢いいだろ、別に｣

｢何も言ってませんよ｣

『いやーラブラブだねぃ』

｢理由もなく見に行っていいんだ
それくらいするだろ｣

と普通に答えるそらるに面白くないなーなんて言うA
まふまふはなるほどと納得している
Bクラスの前に着きクラスの中をチラッと覗く

｢あ！彼方さん！｣

と嬉しそうにやってくる花袋
それにまふまふとAは顔を合わせて2人から少し離れる

｢ほんとあの二人よかったね｣

『ね！ほんと青春って感じで見てて好きだな』

｢あ、あのさ｣

と声を絞り出して言うまふまふ
心臓がドキドキして頭が働いていない

『ん？』

｢夏休み4人で遊ばない？
(やっぱり言えない！)｣

と目を逸らしそう言うまふまふ

『お！いいね！何する？
夏だしプールとか、お祭りとか行きたいかも』

｢後で彼方さんと花袋ちゃん誘おう！｣

『そうだね！』