【僕のヒーローアカデミア×歌い手】刺激的な日常が欲しい《2日目》 (ページ33)

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78話ページ33

『おはよー』

とみんなが話している間に入り挨拶をするA

｢あ！おはよう！Aちゃん｣

｢そう言えばAちゃんは登校中に話しかけられた？｣

『あー小学生に個性見せてって言われたよ
いつもより視線は感じたけど多分まふに向けてだし
話しかけられはしなかったな』

｢俺なんて小学生にいきなりどんまいコールされた｣

と瀬呂が机にだらーとしながら言うとそばにいた梅雨ちゃんがどんまいと言う
そこからは適当に話をしてガラガラと相澤先生がおはようと言いながら入ってくるので全員席に座る

｢相澤先生包帯取れたのね、よかったわ｣

｢ばぁさんの処置が大袈裟なんだよ
んなもんより今日のヒーロー情報学ちょっと特別だぞ｣

『(え、もしかしてテスト？
法律とか難しいのに)』

なんて考えで教室が不安と期待でいっぱいになる

｢コードネーム
ヒーロー名の考案だ｣

と言うとクラスのほとんどが胸膨らむやつきたー！と言う
それを静かにしようと相澤先生が個性を使うと一気に教室は静かになる

｢というのも先日話したプロヒーローからのドラフト指名に関係してくる
指名が本格化するのは経験を積み即戦力として判断される2、3年から

つまり、今回1年のお前らに来た指名は将来性に対する興味に近い
卒業までにその興味がそがれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある｣

そう相澤先生が話していると峰田が机をバンと叩き

｢大人は勝手だ｣

なんて言う

『(貰った指名はそのまま自分のわかりやすいハードルになるって事か)』

なんて考えていると前に集計結果が出てくる
Aの指名数は4500を超えており1番多い

｢3人に注目が偏った｣

｢1位はAで納得やけど
二位と三位は逆転してるな｣

『そりゃそうだよ、優
表彰台で拘束されてたんだよ』

｢怖くて呼べねぇって｣

｢ビビってんじゃねぇよ！プロがよ｣

『実力は確かなんだから大人しくしてりゃいいのに』

｢Aが褒めた｣

｢一言多いんだよ！｣

と喧嘩が始まろうとする時相澤先生が個性を発動させAも爆豪もちっと舌打ちをして席に座る
そしてヒーロー名についての話をしているとミッドナイトが教室へと入ってくる

『副担のお母さんは来ないんですか？』

｢バレットさんはB組の方に行ったわ
私がいるとAに圧をかけちゃうからって言ってたわ｣

『……そうですか』

と答えて渡されたボードになんて書こうかなんて考え始めるA組のみんな
元から決めている人はすらすらと書いていた