【僕のヒーローアカデミア×歌い手】刺激的な日常が欲しい《2日目》 (ページ21)

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66話ページ21

｢彼方さん！｣
｢彼方くん！｣

とまふまふと花袋がリカバリーガールの元へ行く
そこには元気になった彼方と少し申し訳なさそうな志麻
そして緑谷もいた

｢あ、まふに花袋さん
どうしたの？｣

｢どうしたの？じゃないですよ！｣

｢試合みて2人で心配して来たんですからね！｣

｢それはなんかごめん
あと2人とも先帰っててくれない？
こいつも帰るみたいだし
俺は志麻くんと話したいことあるからさ｣

｢気づいてなかったけど君大丈夫？
なんか赤と白半分の人との試合でボロボロになってたけど｣

｢えっと君達は確かB組の｣

｢わ、私は七瀬花袋です｣

｢僕は相川真冬です｣

｢Aちゃんと一緒に騎馬戦してた
個性も音を操る相川くんと花を操る七瀬さん
騎馬戦でも思ったけどサポート系にもなるし拘束もできる
攻撃だってできるし汎用性高いよな｣

とぶつぶつと言っている緑谷
そんな彼を物珍しそうに見ている

｢あのー｣

｢あ、ごめんなさい｣

｢君も少しAみたいだね
考え方とか、ね？｣

｢はい！Aさんは頭の回転が早くて指示も上手くてかっこいいんです｣

とAのことを褒め始めるまふまふと花袋

｢ここにAいなくて良かったな
あいついたら照れまくってるだろうな｣

｢だねー
それじゃぁ僕らは先いくね
君も階段とか辛いだろうから一緒に行く？｣

｢ありがとう！｣

とまふまふと花袋は緑谷を挟んでA組とB組の席へと向かった
そらると志麻は出ていったのを確認して話し始める

｢それで聞きたいことって
できたらYESかＮＯかで答えられるやつがいいんだけど｣

｢彼方さんは誰が好きなんすか？｣

｢え？はぁ？？｣

と声が大きくなっているそらる
志麻は気にせずそらるを見ている

｢花袋さんだよ
だからお前らの邪魔はしない
これでいいか！
俺はもう行くからな！｣

｢え、あーうん｣

と顔は赤くないが耳が真っ赤になっているそらる
勢いよく扉をあけでていく
志麻はそんなそらるを少し笑いながら見ていた