あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○第九話 ページ10

もちろん誰も引き止めない。
ざわつく会場。
「せいぜい頑張れ」
階段を降りていった。



「エマ、今会えるか？」
呼び出したら来てくれた。ヒナも連れてきてもらった。
だって番号登録してなかったんだもん。
「どったのーA」
エマがいた。
涙が流れてきた。
「言うこと一つ叶えるから協力してください」
二人に頭を下げた。

内容はこうだ。今芭流覇羅行ってもスパイ認定されるだけだ。
ならこうだ。
嫌われちゃえ！
これはバカの考える事だ。
計画は、
エマ、ヒナがマイキー、ドラケン、三ツ谷、タケミッチに私が二人を威していると伝えてもらう。
嫌われる。
芭流覇羅に入れる。
稀咲情報げっと！
これだ。
もちろん反対されるだろう。でも、、、
「皆の為なんです。だから、、、」
「Aちゃんは絶対トーマン戻ってくる？」
パッと顔を上げる。
「うん」
願いを叶えてくれるらしい。
ぜったいこのことを言わないことを条件に電話して貰った。


「タケミチ君！助けて！」
ヒナから電話があった。
Aさんは今現代にいない。
この前初めて場地君と共に名前を聞いた。
「ヒナ？」
「Aちゃんに」
「人の話聞けって言ってんだろ！！！」
「エマ、ちゃんもいるのヒグッ
助けて、、、」
バツンと切られた。

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