あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○二十四話 ページ27

私の家庭環境はちょっと複雑だ。
クソヤンキーに殺される親。
六本木仕切ってた、私達。
その名は【灰谷兄弟】
灰谷蘭。三つ編みで警棒を使った波状攻撃が得意。
ちなみに馬鹿強いし、カッコつけ。
灰谷竜胆。メガネで、ネンショー入る前はダサかった髪型。
こちらも馬鹿強くて関節技が得意。体も柔らかいし竜胆の方が好き。
んで、私。
灰谷A。みーんな花の名前なの。
だから私はリリィ。ユリなんだ。

「私は鞭な？」
シュンっと音がなる。
竜胆に体柔らかすぎて新体操を見様見真似ねしてもらったときにリボンをした。
で、なんか武器に出来ねーかなと思って見つけたのが鞭。
「俺、Aちゃん怒らせないでおくわ」
「同感」
これが私達。
「生活費は誰が払ってんの？」
「ヤクザ」
「まじかよ」

マジだ。
月々三十万。結構貰っている。
ぐうの音もでない。

皆で海に行くってなったとき。
マイキーが海に行きたいって言い出した。
お前が乗ってんの原チャじゃねーか。
バイク持ってねーだろが！
とツッコミ掴み合いになったのは良い思い出だ。
私も持ってなかったから、場地に乗せてもらった。
で、マイキーのガス切れて、場地がガソスタまで走ってた。
その頃、私、ドラケン、三ツ谷、パーちん、一虎は水着に着替えていた。
男どもはギャルに夢中だったわ。
私が来るまでな！！！

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