あいつらの為に自分を売った私を褒めてほしい【東京リベンジャーズ】

○第二十二話 ページ25

「今は喧嘩買えないわよ」
一定の距離を保つ。昨日の今日だ。
何をされてもおかしくない。
「何の怪我だ」
「はぁ！？」
想像のななめ上野質問だった。
「言う気サラサラ無いから」
そう言って出ようとした。
が、違った。
鍵を閉められた。
ドアの前で仁王立ちの場地。

「俺は、お前が苦しむのを見たくねぇ」

ほんとに、、、やめてよ。
そう言われちゃったら、私だって苦しいんだよ。
私をかばってネンショーに行ったお兄ちゃん。
目の前で死んだ親。
全部Aが苦しまないようにって。
でもな、場地。
今度はみんなの分私が苦しまないと行けないの。
あんたを救いたい。
パーちんが守った参番隊を他の人間に操られたくない。
マイキーが堕ちてしまう。
そんなのもう、たくさんだよ。
だからね。
「私は10月31日にあんた達を殺すから。

覚悟しときな」

ガチャリとドアを開いて出る。
ぶっちゃけるとわたしは裏切られたんよね。
創設メンバーに。
話を聞かないで、、、
でもそれとこれとは違う。
マイキーの兄の件もあるが。
わたしは体調が悪いと言って早退した。

「よっ！はーんま」
アジトにいた半間を見上げる。
背ぇたっかい。
もちろんわたしは成長期止まった。
マイキーと背が同じ。
場地には抜かされた。
むっちゃ苛ついてる。
「バハっ♡何その姿。袋にされたの？」
そーですよ。やられたんだよ。文句あっかよ。
「高校生なのに内申響くよ」
「お互い様な」
タバコを吸っていて臭い。
火をぶんどる。
「私しょーらい風俗いくから」
驚く半間。
「何で？」
「あれはね、親が殺された時くらいかな」

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