アイクレ (ページ2)

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＠２. ページ2

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★裏掲示板★

＠wkwksr
アイクレってどんなやつ？

＠baaaaan
狙った女の左目えぐりとるらしい

＠inkyadayo
え？どういうこと？

＠baaaaan
わかんない
ただ俺らの学年にサイコパスがいるって聞いたけど

＠bemtbnk
F組の平塚あたりじゃないの？

＠wkwksr
あいつに逆らったら首切られそうだもんな

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学校の裏掲示板にアイクレの噂が流れ始めてから学校に行くことに恐怖を感じていた

それだけじゃなく私のクラスには、、

ガラガラ、

「おはよ～」

平「ぬーげ、ぬーげ、」

教室に入ればいつものようにあの男が威張っている

今日の標的は内村くんだった

平塚くんの目の前で正座をさせられている彼は何も言わず俯いてる

それを見ている傍観者たち、もちろん私も。

平「脱げねえなら俺が脱がせてやるけど？？」

こんなの日常茶飯事

助けようとすれば次の標的が自分になる

深「やめなよ」

黙っていれば深田くんが口を出す

平「あ？なに？」

深「ああ、なんでもない」

昔、安嶋という男の子が被害者をかばって彼は停学にさせられた

そう。平塚くんの親には逆らうことができない

内「分かったよ……脱ぐから。」

そういって内村くんはワイシャツのボタンを取り始めた

平「やればできんじゃん、」

平「あ、下もだけど？」

こんな居心地の悪い教室今すぐにでも出たい

せめて光輝と同じクラスがよかった

湧「Aおはよ、」

「ねえ、湧…内村くん助けてあげてよ、、」

湧「え、無理だって。」

「さすがにやってることひどいよ」

湧「ん～でも平塚に逆らったら人生終わるぞ」

「分かってるよ…でも見てられない」

平「はーい、写真ターイム」

平「みんなインスタに投稿しろ～やらなきゃどうなってるか分かってんな～」

一斉にクラスの皆が内村くんにカメラを向ける

私と湧は黙ってそれを見ていた

『パッシャ』

『カシャ』

平「あれ～～湧とAちゃん～何してんのかな～」

平塚くんはこちらに気付いて徐々に近づいてきた

湧「あ、おれ、、今、携帯の充電ないんだよな～～！」

平「Aちゃんは？？ん？？」

私の肩に両手を乗せ圧をかけてくる彼に目も合わせられずにいた

「 …… 」

平「そっかそっか～～」

平「じゃあ、明日はAちゃんに決まり。おめでとう」

明日の標的はわたし……

やだ……

内村くんみたいにさせられたらどうしよう

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