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02＿誰にも渡さない ページ4
「マジで羨ましいわ、お前」
体育の授業中。
……とは言っても今日は保健で、担当教師はおらず、黒板には『自習』の2文字が書かれていた。
そんな中で真面目に自習する男子は一割程度。ほとんどが席を移動したり寝たりと自由に過ごしている。
窓際の席の直樹の前の席に座る友人が、窓から見えるグラウンドを指す。
そこでは女子たちがサッカーをしていた。
直樹「羨ましいって、何が？」
「彼女だよ彼女！あんな美人で運動神経よくて勉強もできるお嬢様だぜ？」
直樹「狙ってんの？」
「そんな事ねえよ。あの子にはお前がいるし、
まず狙ってる奴が居ても言わねえよ。言ったら殺されるからな、冗談抜きで。笑」
直樹「オイオイ、物騒なこと言うなよ」
そう言って笑うけど、実際居たらブチギレるだろう。
ボールを追いかけてシュートを決めて喜ぶ彼女を見て、頬を緩めた。
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檸檬の妹(プロフ) - すっごい面白かった！ (2022年8月10日 19時) (
レス) @page17 id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
花菜(プロフ) - とてもよき (2020年8月23日 23時) (レス) id: c1e54e4d22 (このIDを非表示/違反報告)
www - よき (2020年4月1日 13時) (レス) id: 26d9afb75e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいふくリンゴ☆ | 作成日時：2020年3月16日 16時
