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研「クロ、緊張してんの」
黒「はあ？当たり前だろ、相手が相手だぞ」
黒尾さんでも緊張することがあるんだな、と思いながらこれからの対戦相手をちらりと見る。
よく見慣れた顔ぶれが気合いの入った表情でそこにいた。
代表決定戦準決勝。
音駒高校の相手は、梟谷学園だ。
審判の前でチームのキャプテン同士が握手を交わす。
夏に軽口をたたきあっていた者同士とは思えないほど、二人とも真剣な表情で私も少し緊張してきた。
黒 木「「しゃあっす！！」」
灰「いーなー！梟谷チアガール！」
犬「人数多いのもうらやましいよな〜！あとラッパラッパ！」
灰「なーAもチアガールの服着てベンチいてみてよ一回だけ！」
『えええ？絶対怒られちゃうよ〜！』
赤「俺も賛成」
『ちょっ！赤葦さんまで？！』
どこから聞いていたのか、ネットの向こう側からこそっとこっちに向けて賛成だと主張する。
灰「ですよねー！」
『き、着ませんからー！！』
「いーけーいーけーねーこーまー！！！」
「よっあかねちゃん応援団長！」
夜「相変わらず気合入ってんな、お前の妹」
虎「いつもすみません」
海「おかげで梟谷の応援にもまけてないな」
夜「あと、あいかわらずリエーフの姉ちゃんめっちゃ美人！！」
灰「でしょう！」
『あかねちゃんも可愛いし、アリサさんも可愛いし！兄弟いいなあ』
夜「大丈夫！Aが一番かわいいから！」
夜久さんが満面の笑顔で私の頭をなでてくれるけど。
『そういうことじゃないです〜』
公式ウォームアップが始まった。
虎「きゃんまあああ！声出てねえぞコラァー！」
研「......」
虎「おい、声出しにはちゃんと意味があるんだぞ！
声を出すことで大脳が無駄に考えることを阻止し、マイナス思考や雑念を追い払ってくれるんだ！
テレビで見た！」
研「リエーフのお姉さんが虎のこと見てたよ」
虎「え、まじでっ」
ぼごっ！！！
完全によそ見をしてしまっていた虎さんの頭にボールが直撃した。
黒「山本！どこ見てやがる！」
研「雑念があるね、声出しが足りないんじゃない虎」
暴れる虎さんを犬岡君が抑えてくれている横で相変わらずひょうひょうとしながら研磨さんはアップを続ける。
それを見ながら、猫又先生は「雰囲気は上々だな」とにっこり笑った。
私もいつの間にか緊張が解けていた。
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空 - 突然ですがオチは誰ですか？突然本当に聞いてすみません。最初はスガさんかなと思っていたけど、黒尾さんが出てくるのであれ?オチはスガさんではなく、黒尾さんなのかな？と思う事があります教えてください❗ (3月25日 22時) (
レス) @page5 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして！スガさん推しで読ませて頂いていたのですが、黒尾さんルートっぽくなってた所両方のルートを書いていただけると知り嬉しすぎてコメントさせて頂きました！私生活もあると思いますので、無理のない更新をお待ちしてます。ありがとうございました！ (3月14日 23時) (レス) @page9 id: 6e78faddc2 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - ういさん» わあああああ、申し訳ないです！すぐにだします！！！ (2月23日 6時) (レス) id: 1645ee8365 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 133話と134話が抜けちゃってます💦お気づきの際に公開して頂けましたら幸いです🍀 (2月23日 1時) (レス) id: 916379ed94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さよ | 作成日時：2023年3月8日 18時
