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考支くんの「旭ナイッサー！」という声が体育館に響く。
誰よりも声を出している考支くんの姿が眩しくて、うっすらと視界がぼやけた。
考支くんがファーストタッチ！考支くんトスできない！！
そう思って身を乗り出した瞬間、考支くんは「にしのやあああああ！」と声を上げて助走に入った。
ノヤっさんのセットアップからの考支くんも含めた全員シンクロ？！
まさか、とは思ったけれど、ノヤっさんが考支くんにあげたトスは、考支くんによって相手のコートに叩き落とされた。
夏の遠征の時、考支くんは面白いことを思いついたとスパイクを打つ練習を密かに行っていた。
それを知っていたからこそ、
彼の心底嬉しそうな「俺にも新しいことができる！」と言いたげなガッツポーズは、ぼやけてよく見えなかった。
そうだよ考支くん！
よく「俺の武器は堅実さ」だと言っていたけれど、考支くんもなんだって新しいことできるんだよ！
流れは烏野に来ていたように思えた、が。
『月島くん！！！！』
及「あらら、怪我？」
岩「この終盤であの眼鏡の離脱は痛すぎるな」
牛島さんのスパイクに触った時に手を負傷して月島くんが一時離脱した。
そして立て続けに考支くんのスパイクがドシャットをくらってしまう。
及「今のブロックは相当効いたね」
岩「これできまったか」
岩泉さんの言葉に唇を噛む。
でも。
でも、考支くんの目は死んでない。
ブロックされた天童さんに、今もまだ挑発的な目で何かを言っている。
“次もやるから”
そうだよ、考支くんもみんなも諦めてないじゃん。そう思って私もこぶしを握り直した。
その後考支くんは影山くんと交代してしまったけど、白鳥沢のマッチポイントになってしまって………
岩「おいつめられたな、烏野」
及「しかも眼鏡君もいないからね。この一点をどうやってしのぐのか」
みんなの空気が重くなっていた時
鵜「下を向くんじゃねええ！バレーは常に上を向くスポーツだ！｣
という堂々とした声が響いた。
それと同時に、体育館に月島くんが入ってきた。
『月島くん……！』
月島くんは手をガチガチにテーピングで固定しながら、コートに戻ってきて、なんどもワンタッチを重ねる。
岩「おぉ、また防いだ」
及「どうしちゃったんだよ、あの眼鏡君は。最初の練習試合の時はちょっと賢いのっぽくらいに思ってたのに」
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空 - 突然ですがオチは誰ですか？突然本当に聞いてすみません。最初はスガさんかなと思っていたけど、黒尾さんが出てくるのであれ?オチはスガさんではなく、黒尾さんなのかな？と思う事があります教えてください❗ (3月25日 22時) (
レス) @page5 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして！スガさん推しで読ませて頂いていたのですが、黒尾さんルートっぽくなってた所両方のルートを書いていただけると知り嬉しすぎてコメントさせて頂きました！私生活もあると思いますので、無理のない更新をお待ちしてます。ありがとうございました！ (3月14日 23時) (レス) @page9 id: 6e78faddc2 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - ういさん» わあああああ、申し訳ないです！すぐにだします！！！ (2月23日 6時) (レス) id: 1645ee8365 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 133話と134話が抜けちゃってます💦お気づきの際に公開して頂けましたら幸いです🍀 (2月23日 1時) (レス) id: 916379ed94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さよ | 作成日時：2023年3月8日 18時
