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菅原side
菅「いよいよか……」
迎えた宮城県予選決勝戦。
仙台市体育館の入口の前でぼんやりと呟いた。
日向と影山がいつも通りで少し落ち着いていた時だった。
『だーれだ！』
菅「えっ……」
「「「「「「ええええ？！？！」」」」」」
菅「A？！？！」
『ピンポーン！』
緊張していた俺の後ろに現れたのは、にっこり笑って大きく腕で丸を作るAだった。
菅「なんでここに？！音駒も予選前だろ？！」
『なんでって、そんなの烏野の応援しに来たに決まってるじゃん！
今日朝一で来たの！そんで試合終わったら帰るよ』
菅「わざわざ？」
『わざわざとかない！考支くんの試合は全部見たいし！』
俺は……試合に出られるかも分からないのに？
わざわざとか言ったら怒るよ！と全然可愛い顔でぷくぅとふくれるAが、本当に愛おしく感じる。
菅「ありがとう……ほんとにありがとな。俺たち頑張るから」
『うん！』
日「すげえー！A！来てくれたのか！」
田 西 「「Aー！俺たちの活躍見てろよー！」」
月「わざわざ宮城まで……？馬鹿じゃないの……」
旭「ありがとなあA」
大「絶対勝ってみせるからな！」
『はい！楽しみにしてます！』
縁「烏野応援団とかって、冴子さんとかが張り切ってるから一緒に見ておいで」
『や、今回私一応音駒の偵察として来たので……』
縁「なるほど、一応そういう名目があるんだな」
『ちょっと気まずいですし、ビデオもとらないといけないので……。
私はあんまり声出して応援できないんだけど……。ごめんなさい』
菅「全然謝ることじゃないべ。Aがいてくれるってだけで俺らめっちゃ力出るから！な！」
影「そうッスよ！応援あざっす！」
菅「じゃ、行ってくるな」
『うん、一瞬手貸して』
菅「手？」
不思議に思いながら両手をAの方に差し出すと、Aは両手で俺の手を包み込んだ。
その手は暖かくて。緊張していた心が解けていくようで。
『考支くんが今までの練習の成果を全部発揮できますように……！！！
よし！めっちゃ念込めといたから！もうこれで大丈夫！！』
菅「ふはっ、ありがとう！見ててな！」
『うん！』
田 西 「A俺達も……！」
大「ほら行くぞー！」
そりゃないっすよー！と半泣きしながら大地に連れていかれる二人を見ながら、Aは笑って手を振っていた。
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空 - 突然ですがオチは誰ですか？突然本当に聞いてすみません。最初はスガさんかなと思っていたけど、黒尾さんが出てくるのであれ?オチはスガさんではなく、黒尾さんなのかな？と思う事があります教えてください❗ (3月25日 22時) (
レス) @page5 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして！スガさん推しで読ませて頂いていたのですが、黒尾さんルートっぽくなってた所両方のルートを書いていただけると知り嬉しすぎてコメントさせて頂きました！私生活もあると思いますので、無理のない更新をお待ちしてます。ありがとうございました！ (3月14日 23時) (レス) @page9 id: 6e78faddc2 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - ういさん» わあああああ、申し訳ないです！すぐにだします！！！ (2月23日 6時) (レス) id: 1645ee8365 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 133話と134話が抜けちゃってます💦お気づきの際に公開して頂けましたら幸いです🍀 (2月23日 1時) (レス) id: 916379ed94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さよ | 作成日時：2023年3月8日 18時
