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不思議そうにこちらを見あげたAの目がすこし見開かれた。


つられて後ろをむくと、クリームソーダで有名なカフェ。



そういえば、Aはクリームソーダ好きだったな、と思い出す。







部活帰りにみんなでマックに寄った時はいつもフロートを頼んで、美味しそうに飲んでいる。



灰「Aって毎回それ飲むよなー!」


夜「でも炭酸苦手じゃなかったか?」


『アイス溶かすと炭酸弱くなるんでそうなったくらいのが好きなんです!

こうなんていうか……パチパチって感じのが、とろとろあまあま〜ってなるのが好きなんです!』


目をキラキラさせて熱弁してた。


誰も理解はできてなかったけど、まぁいつも美味しそうに飲むAがとにかく可愛かったから、とりあえずみんな奢りたがった。










Aの瞳は完全にそっち側に向いて、かつてないくらいキラッキラに輝いている。


さっきまでの話はすっかり忘れて意識がそっちに向いたようだった。


その様子が子どもみたいで、つい目が離せなくて観察しているとすぐはっとしてこっちを見る。

その様子がおかしくてぶはっと吹き出してしまった。





黒「A分かりやすいな〜」


『ぅえっ』


黒「今日この後予定ないって言ってたよね?」


『はい……私はないですけど!でも黒尾さん別に、その、気にしないで』



そう言いながら、行きたいわけじゃないです!と無理のある主張をしながら必死に手と首を振るA。



あんまりにも勢いよく左右に振るから手首が折れちゃうんじゃないかと思っておもわず軽くきゅっと手を握った。



黒「俺もこの後行きたいとこがあるんだよね。

だから、あそこのお店一緒に行く代わりに、俺の行きたいとこも着いてきてくれませんか?おじょーさん」




『それは……全然いいですけど……黒尾さんの行きたいとこ先に行った方が!』


黒「俺の行きたいとこまだ空いてないからいーのいーの」




それでもまだAは怪しげに見てくるから「ほら行きますよ〜」と少し強引にAの手を引いて、お店に入った。

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- 突然ですがオチは誰ですか?突然本当に聞いてすみません。最初はスガさんかなと思っていたけど、黒尾さんが出てくるのであれ?オチはスガさんではなく、黒尾さんなのかな?と思う事があります教えてください❗ (3月25日 22時) (レス) @page5 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして!スガさん推しで読ませて頂いていたのですが、黒尾さんルートっぽくなってた所両方のルートを書いていただけると知り嬉しすぎてコメントさせて頂きました!私生活もあると思いますので、無理のない更新をお待ちしてます。ありがとうございました! (3月14日 23時) (レス) @page9 id: 6e78faddc2 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - ういさん» わあああああ、申し訳ないです!すぐにだします!!! (2月23日 6時) (レス) id: 1645ee8365 (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 133話と134話が抜けちゃってます💦お気づきの際に公開して頂けましたら幸いです🍀 (2月23日 1時) (レス) id: 916379ed94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さよ | 作成日時:2023年3月8日 18時

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