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黒尾side
黒「よぉし、忘れ物はないかー？」
バスが出発する直前に一応声をかける。
声をかけたところでちゃんと忘れ物がないか確認してくれるのはAくらいだから、一応。
『多分大丈夫でーす！』
黒「うしっ！じゃあ、お願いします」
今日から長期合宿が始まる。
場所は前回と違って埼玉の森然高校で、俺たちにとってもちょっと遠い。
今からのバスの時間は俺と夜久と海とAと研磨で後ろの席で作戦会議をすることにした。
ほかの奴らはなぜ違う参加しないのかと言うと、
バスの後ろには5席しかないし
なによりも作戦会議ができるような連中じゃないからだ。
夜「この場合ブロックはストレートか？」
黒「そうだな。あ、いや逆にクロスを閉めて...」
研「オープンあんまり好きじゃない」
『じゃあ、ここは速攻にしますか？
あ、でもバックアタックもありかも』
海「速攻はまだ不安定だしバックアタックが正解なんじゃないかな。
今日使ってみて上手くいったら今後もやってみよう」
『そうですね！
あ、でももし相手がこう来てしまったら...』
隣に座って楽しそうに作戦を考えるAを見る。
長いまつげ。
大きな瞳。
筋の通った小さな鼻。
透き通るような肌。
やわらかそうな髪の毛。
分かっていたことだけど、気持ちを自覚してからさらにAが可愛くなった気がする。
『く、黒尾さん？大丈夫ですか？』
気づくとずっと空を見つめながらぼんやりしていたみたいで、Aが顔を覗き込んでいた。
黒「あーっと、わり。なんの話しだっけ」
『烏野の変人コンビの速攻の話ですけど...
大丈夫ですか？どこか調子が悪いとか...
あ！もしかしてバスに酔いました？！』
めっちゃ心配してくれるじゃん。
それが嬉しかったりする。
黒「大丈夫大丈夫。
Aがいつも通り可愛いから合宿に行くの心配になっただけ〜」
『へっ...？
もう〜誤魔化さないでくださいよ〜!!!』
神になんて祈ったことはほとんどないけれど、
もし本当に神様なんてものが存在するのなら
頼むからこの幸せな時間を1秒でも長く─────
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雫@杏仁豆腐(プロフ) - わあ！とっても嬉しいです！！フォロー失礼しますね！！ (2022年2月9日 15時) (
レス) id: 8f51fd7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 雫@杏仁豆腐さん» いえいえ！私もぜひ仲良くなりたいです！Twitterは大学生になって本格的に始動しようと思って今は全然使っていないアカウントならあります！それで良ければのせておきますね！@VdT6srBZak2NDVM (2022年2月2日 15時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 光輝さん» うわぁぁぁ、ありがとうございます！ぜひ仲良くしてください！応援ほんとにありがとうございます感動です!! (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - yumiさん» ありがとうございます!努力が実ったのか第1志望のボーダーは超えました!! (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 水瀬利明さん» 赤髪の白雪姫マイナーですよね！私は少女漫画の中でいっちばん好きです！ (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さよ | 作成日時：2021年2月18日 20時
