68 ページ28
黒尾side
目の前で照れるA。
俺関連で照れるAを見てみたいな…とか思ったり。
菅「中学では帰宅部だったから部活するなんてびっくりしたけど…楽しそうなら良かったよ」
『うん！音駒のみんなほんとに優しくって…
この前のテスト期間だけでも会えないのが寂しかったんだよー？
先輩たちが引退しちゃったら私どうなっちゃうんだろね』
黒「大丈夫。福永がうまくやってくれるさ」
『えぇっ？1番心配ですよ〜！』
黒「じゃあ…研磨か？山本か？」
『……黒尾さん引退しないでくださいいい』
黒「ははっ、前途多難だな
頑張ってくださいなマネージャー」
『うぅ〜』
黒「まあでもまだまだ引退するつもりはないよ。」
木「おおっ？！それは俺たちへの宣戦布告か？！」
『そうですよ!!宣戦布告です！』
無邪気に拳を握るAに俺はふっと笑った。
黒「というわけで〜俺たちは全国に行くんで。
ちゃんと勝ち上がってきてよ、烏野」
菅「もちろん、そのつもりだよ。
ゴミ捨て場の決戦絶対実現させるぞ!!」
黒「勝つのは音駒だけどな」
菅「それはやってみないとわかんないべよ〜」
その一連のやり取りをAは微笑みながら聞いていた。
-----------------------------
『それじゃあおやすみなさい』
黒「ん、おつかれ」
木「A、また明日なー！」
赤「ゆっくり休んでね」
菅「髪の毛ちゃんと乾かすんだぞ？」
『は〜い！』
そう言って俺たちは各々の寝室に向かう。
梟谷の2人と別れてスガくんと2人になった。
黒「スガくん、俺さ…」
菅「んー？」
黒「ごめん。…好きになってしまった」
スガくんの足音が止まる。
今日明確にこの感情を理解した。
菅「そうだよなぁ〜。
あんな子いたら誰でも好きなるよな。
俺の幼馴染最強じゃね〜？」
黒「…悪い」
菅「そんな気にすんなって。
人の気持ちなんてどう転ぶか分からないだろ。
Aが東京に行くって聞いた時から覚悟はしてた」
俺の謝罪に飄々と応えるスガくんの瞳はこれまで見た事ないくらい、凛々しかった。
菅「覚悟はしてたけど、譲るつもりはねぇからな」
黒「あぁ。わかってる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 385人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雫@杏仁豆腐(プロフ) - わあ！とっても嬉しいです！！フォロー失礼しますね！！ (2022年2月9日 15時) (
レス) id: 8f51fd7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 雫@杏仁豆腐さん» いえいえ！私もぜひ仲良くなりたいです！Twitterは大学生になって本格的に始動しようと思って今は全然使っていないアカウントならあります！それで良ければのせておきますね！@VdT6srBZak2NDVM (2022年2月2日 15時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 光輝さん» うわぁぁぁ、ありがとうございます！ぜひ仲良くしてください！応援ほんとにありがとうございます感動です!! (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - yumiさん» ありがとうございます!努力が実ったのか第1志望のボーダーは超えました!! (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 水瀬利明さん» 赤髪の白雪姫マイナーですよね！私は少女漫画の中でいっちばん好きです！ (2022年2月2日 14時) (レス) id: e670174dfb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さよ | 作成日時：2021年2月18日 20時
