音駒のマネは菅原さんの幼なじみ No.2

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平和だった練習試合に波乱が訪れたのは何回目かの森然戦をしている途中だった。




「お〜！まだやってんじゃん！間に合ったな、上出来！」





いきなり体育館のドアがばんっと開いた。




黒「？なんだ？」






木「だーれ？あのお姉さん」






この位置からではなかなか見えにくいけど…えっ





『冴子姉さん？！』





リ「A、あの人知ってるの？」





『あ、あの人は…龍のお姉さんで、どうしてこんな所に？？？』





虎「…なぜ、なぜAが龍の姉を知ってるんだ？！」




虎さんの叫び声はいつものことながらみんなにスルーされた、というのも


冴子姉さんの後ろから現れた2人組が…





田「無事で何よりだぜ」





黒「主役は遅れて登場ってか？腹立つわぁ〜！」






烏野の変人コンビ、日向と影山くんだったから。









その後の2人は凄まじかった。


午前中補習を受けてきたのが嘘みたいに動く動く。



時間的に生川との試合だけしか出来なかったけど生川の人達は見事に翻弄されていた。





2人の活躍によって烏野は本日初めての勝利を手にしたのだった。









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『晩ご飯はカレーでーす！サラダと一緒にどうぞ！』






その日の試合が全部終わってから選手のみんなが自主練に励んでいる間、各高校のマネが集まって今日は大量のカレーを作りました！





黒「うわっうまそー！」






木「俺もう腹ぺっこぺこ！！」





猫「それじゃあ諸君、合掌！」






「「「「「「「「いただきます！」」」」」」」」







みんなの食べるスピードは凄まじくかった。




すぐにおかわりしたりしてたくさん炊いていたお米もどんどんなくなる。





やっと一段落して私の分をついでいると、





菅「おかわりください」






『はーい！…どうぞ！』






菅「ん、ありがとう。A一生に食べよう？」






『もちろん！隣座ってもいい？』






菅「もちろん」






『ありがとう！』






もしかして、私と食べるために待っててくれたのかな…。



孝支くん普段はそんなに食べる人じゃないのに。







菅「Aが作ってくれたカレーが美味しくておかわりしただけだよ。」







考えてること全部バレてる…。






『ふふっ、さすがだねぇ。私の考えてること全部分かっちゃうもん』






菅「AのことならAよりわかってる自信あるぞ？」





『えぇ〜それはないよ！』

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