音駒のマネは菅原さんの幼なじみ No.2

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リ「な〜るほど！いい考えですね！」





虎「でもな、それをどうしよっかって話なんだよ。

全然いい案が浮かばなくってさ」








研「俺…行きたくないんだけど。」





黒「それは却下するとして、1年生なんかいい案ない？」







…そろそろ苦しい…！…黒尾さん!!





黒尾さんの手は大きくて私と鼻と口をすっぽり覆ってしまっている。





…なんか近いからドキドキしてるせいもあるかもしれない。





『ん〜んっんっ！』





黒「わっ、ごめんごめん。忘れてた」






『はぁ〜死ぬかと思いました。』






黒「ごめんなさい」





研「わぁ〜クロ最低」





虎「何やってんすか黒尾さん！羨ましいっす！」





黒「山本うるせえ」






虎「なぜ俺だけ！？」






『ふぅ……あ！

みんなで一緒に泳いでて夜久さんだけ海に置いてくるとか！どうですか？』






黒「はははっ！それでいこう！面白そうだ」






海「夜久怒りそうだなぁ。それで、気づいたら照れそうだ」








『ふふっ簡単に想像できますね〜』








リ「夜久さんを置いて帰ってきて、、どうする？」







『砂浜とかにおっきくHappy birthdayとかって書いたりさ…』








リ「研磨さん、泳がないんだったら俺たちが注意を引き付けてる間に色々用意しててくださいね！」






研「…色々ってナニ」








リ「色々は色々ですよ！」







虎「やっぱりこういうのは女子に頼むのが1番だな〜。

俺たちじゃ全然思いつきませんでしたもんね、黒尾さん」







黒「そうだな。Aもちゃんと女の子なんだもんな〜」






『ちゃんとってなんですか〜』




失礼ですよ！いくら先輩でも〜…







夜「何の話だ？」






『ひゃんっ？！』






夜「え、何今の声…かわいー！」






『…なんれもないれふ』





慌てて口を抑える。


今めっちゃバレそうなこと言いそうになってしまった。




虎「あれ、福永どこいったんすか？」





夜「ん？トイレ」





夜久さんは体育館の外を指さした。






なるほど。福永先輩が夜久さんの気を引いてたのか。


だから虎さんしかめっ面したんだな。







黒尾さん、どうしますか？


そんな意味を込めて目線を送ると

それで行こう、とみんなに合図を送ってくれた。



夜久さんにバレないようにみんなで頷く。





『よしっ、夜久さん片付けやりましょー！』





夜「えっ、急になんだよ〜」






早くその日にならないかな〜！

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