音駒のマネは菅原さんの幼なじみ No.2

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黒｢はーい、練習おわり！集合すんぞー！｣






｢｢｢｢うっす！｣｣｣｣









猫｢はい。今日もお疲れ様でした。

夏休みの予定を配ります。A〜｣






『はい！』







事前に渡されていた予定表を1枚1枚みんなに渡していく。









猫｢夏休みを有意義に使いなさい。


3年生はもちろん１、2年生もちゃんと勉強しておくこと。



それから部活にもしっかり励んで遊ぶ時はしっかり遊びなさい。




1度しかない高校の夏休みを充実したものにできるように頑張って。以上！｣









黒｢ありがとうございましたあ！｣







｢｢｢｢｢｢『ありがとうございましたあ！』｣｣｣｣｣｣







リ｢おぉ〜。


猫又先生、部活頑張れって言うだけかと思ってたけど、ちゃんと遊びなさいとか言うんだなあの人。｣








芝｢灰羽くん？ちゃんと聞いてた？

べ…｣









リ｢ぬわあああんぬんぬん!!聞いてない〜！｣









『あはははっ、それ何語？』








犬｢でもちゃんとしておかないとさ、課題も多いしさ…｣








『あ、ほんとだ。課題…』








まだ夏休みにギリギリ入ってないというのに今日大量に配られた課題たちを思い出して1年はみんな肩を落とした。








黒｢お前らさ〜8月8日って空いてる？｣





『8月8日…ですか？』







その日は予定表では珍しく一日offになっている。





今のところそこに予定は入ってないはずだ。

というか、夏は部活とお盆の1週間宮城に帰るくらいしか予定は無い。








『私は空いてますよ！』





犬｢俺も大丈夫です！｣




リ｢俺も平気です！｣





芝｢あ、僕その日ちょっと…｣







黒｢あ〜全然大丈夫、強制じゃないから｣








『何かあるんですか？』







その日はちょうど練習試合の1週間後。

そして合宿の1週間前だ。








黒「この時期な、毎年俺たち海に行ってんだよ。


1年も2年も3年も一緒に。」









「『海〜？！』」




まさか、そんなイベントがあったなんて！初耳だ。





リ「え、海だって！Aも犬岡も行くだろ？！」




『「もちろん！」』




あ、でもまってその日確か…






『その日って夜久さんのたんじょ…ふぐっ？』









夜久さんの誕生日ですよね？と言いかけると黒尾さんに口を塞がれた。









「しーっ、そうそうそうなんだけどね。なんかしようかなって思ってるとこ。」









ち、近い…。

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