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「‥ん‥？」
「‥ん？」
春になった。朝起きて、隣で至が小さく唸る。その声に釣られて俺も小さく唸った。
「A、これ何？」
「‥何って、プレゼント」
「‥まじか」
クリスマスプレゼントみたいに枕元に置いておいたのは至の誕生日プレゼント。
中は至が珍しく欲しいと言っていた服。俺が持ってるやつだけど、お揃いで欲しかったのか。
「‥俺が欲しがってた服」
「俺とお揃いになるけど」
「‥お揃いだから欲しかったんだけど」
「お前そういうとこ可愛いよな」
「うるさい」
それなりに高い服で俺も大事に着てるから、廃課金兵で金なしの至はなかなか買えなかったんだろうな。
寝起きでクソブスな顔で寝ぶ瀬もすごいついてるなんかすごいブスなまま、至は俺に抱き付いて来た、うざい。
「ねぇもーA好き‥」
「きもい」
春と言えど暑い、離れろ。と言いながらも、口元が緩んでしまう。
かっこわりー、俺。
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ねこみや(プロフ) - 至さんが年下というものをあまり拝見しないのでとても新鮮でした。至さんの甘え方が夢主の三十路感がとても可愛かったです。素敵な物語にで合わせていただきありがとうございました！ (2017年9月23日 20時) (
レス) id: 5117657639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：( 。∀ ﾟ) | 作成日時：2017年9月18日 15時
