男性恐怖症×女性恐怖症

☆涼介side☆ ページ8

(人2)ちゃんが夕飯を作ってくれた。



ゆうてぃーによると料理は好きらしい。




涼介「料理好きなんだってね」


『え、あ、うん。』



涼介「実はここ当番制になってて、
交代交代で俺と料理組まない？」


『いいんですか？』



涼介「もちろん！」




「「それ賛成ー！」」



周りも同意してくれた。



『じゃあ、私でよければ』




侑李「…ばっかみたい。」



裕翔「知念！」



侑李「僕は絶対にあんたの料理なんか
食べないから！」



『……』





涼介「そんな言い方…」




侑李「早く出てけよ。」




ー…ﾄﾞﾝｯ



知念は(人2)ちゃんを押しのけた。



『いっ、、』



涼介「知念、いい加減にしろよ。」


侑李「なに、僕はただ女が嫌いだから
出てってもらいたいだけだけど」


涼介「(人2)ちゃんに当たることねーだろ」



侑李「なんだよ、山ちゃんまでそいつの
肩を持つのかよ」



涼介「違う、女には優しくしろって
言ってんの！」



侑李「…好きなの？そいつのこと」


涼介「…っ！」


ー…ｶﾞｯ


俺は知念の腕を掴んで、パンチをしてしまった




侑李「…っ！」


ー…ﾊﾞｼｯ



すると知念もまた叩いてきた。


涼介「にすんだよ！」


侑李「涼介からやったんだろ！」


宏太「よせよ！」


薮くんやみんなが仲裁に入るが喧嘩は収まらない



『辞めてよ！』




侑李「…！！」


涼介「…」



『わたしが、出ていくから』


宏太「ちょ、」



光「出ていく必要ないよ！」


大貴「そうだよ！」



『…けど』


涼介「お前のせいじゃないから」


侑李「…ちっ、」


そのまま知念は部屋に戻ってしまった。



『っ、、』



涼介「気にすんなよ」



『でも』



涼介「みんな、お前を邪魔だとか思ってないから」


『……』





それにしても、知念には困った。


どうすれば女嫌いを克服できるんだろう。

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