検索窓
今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:79,029 hit

★主人公side★ ページ6

涼介「君はなんで男性恐怖症になったの?」





そう聞かれた時わたしは答えれなかった。






ほんとは言いたい。







だけど言おうとすると思い出してしまう。







そして過呼吸になって結局言えない。









『はぁ、、』





大貴「どーしたのっ、ため息なんかついて!」




『あ、有岡さん』




わたしが洗濯を干してると有岡さんが来た。






大貴「大ちゃんでいいよ、みんなそう呼んでるしって男性恐怖症なんだもんね。」




『努力してみます。』



大貴「ふはっ、いいよ別に無理しなくて!」



『なんで、有岡さんは笑ってられるんですか?』




大貴「…なんでって」




『ごめんなさい…』





大貴「…笑ってないと、辛いから」




『有岡さん』





大貴「聞いたでしょ?俺には両親がいないって。」



『はい。』




大貴「そっか。まぁガキの頃だから。」




『そうなんですか。』



大貴「だから君もそのうち明るくなれるよ」



『えっ?』



大貴「忘れたかのようにね。
俺はいつの間にかそうなったんだ。
そしたら煩わすために明るく振舞って。
そしたら、忘れたような気分になるんだ。」



『……』



大貴「知念だけは気をつけた方がいいよ。
あいつは本気だから。」



『……』



知念…私と同じ恐怖症を持つ人。





だから私を、余計に嫌ってあんなことを。




大貴「じゃ俺部屋に戻んね」


『手伝ってくれてありがとう』


大貴「どいたまーw」



そう言って有岡さんは居なくなった。

☆裕翔side☆→←☆涼介side☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
210人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» ありがとうございます!頑張ります。 (2017年9月2日 21時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
い の お か ゆ め .(プロフ) - KaReNさん» 大丈夫ですよ!よかったです!今らじらー聴きながら見てます!これからも頑張ってくださいね! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 608b438a88 (このIDを非表示/違反報告)
KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» サイド直しておきました! (2017年9月2日 20時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» あ、以前コメントしてくれてましたね!ごめんなさい。 (2017年9月2日 20時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
い の お か ゆ め .(プロフ) - KaReNさん» え、あ、「さーなん」ですよ! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 608b438a88 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:知念 かれん | 作成日時:2017年8月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。