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☆Pink☆ ページ28

『んっ……』





侑李「あ、起きた!」





『侑李…ここ』




侑李「(人2)ちゃんの部屋だよ。大丈夫?」




『……』






侑李「(人2)ちゃん?」




『わたし、やっぱり無理かも…』





侑李「えっ」




『怖いの、好意を抱いてくる男性が。
有岡さんのことが怖い。』




侑李「…ごめん、僕がついていながら…」






『やっぱり無理なのかな…治すのなんて。』





侑李「…諦めるの?」




『え?』





侑李「言ってたじゃん、諦めないって。僕のことも諦めなかったから、仲良くなれたのに。」





『……』





侑李「なのに、もう弱気になるの?」






『侑李には、わかんないよ。』






侑李「そんなことない、」






『じゃあ、まず侑李が治してみせたら?』





侑李「…わかったよ。」






『…えっ』








侑李「…そんなに言うなら僕が僕を治してみせるよ。」






ー…ギシッ






僕は、いつの間にか(人2)ちゃんをまたいでいた。





『っ、なに?』






侑李「…僕に治せって言ったでしょ?だから、」





『ちょ、やめてよ!』






僕は、(人2)ちゃんの両腕を抑えて唇にキスをしていた。






『んんっ…やめっ、ふぁっ!』





侑李「はぁっ…感じてんじゃん。」




『サイテー…』ボソッ





侑李「…僕だって怖いんですけど。」






『うそっ!…手、震えてる。』




みてみると侑李の手は震えていた。




侑李「…消毒してあげる。」









『んっ、…はぁっ//』




なに、この感じ…。




嫌なのに感じちゃう。






侑李「…ぼく、(人2)ちゃんのこと好きなんだよ」




『えっ』





侑李「…けど、あの日みたいにまたなるんじゃないかって正直怖い。だけど僕はもうこんな自分嫌なんだよ。」




『侑李……』






侑李「…だから、ちょうだい…(人2)ちゃんの。」





『……ちょっ』





服を脱がされ、逃げることも出来ない。







でも、今の侑李が何故か怖くない。








もしかして、私は知らぬ間に侑李に









心を奪われていたのかもしれない。

☆Pink☆→←☆侑李side☆



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KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» ありがとうございます!頑張ります。 (2017年9月2日 21時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
い の お か ゆ め .(プロフ) - KaReNさん» 大丈夫ですよ!よかったです!今らじらー聴きながら見てます!これからも頑張ってくださいね! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 608b438a88 (このIDを非表示/違反報告)
KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» サイド直しておきました! (2017年9月2日 20時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
KaReN(プロフ) - い の お か ゆ め .さん» あ、以前コメントしてくれてましたね!ごめんなさい。 (2017年9月2日 20時) (レス) id: f567aa1d29 (このIDを非表示/違反報告)
い の お か ゆ め .(プロフ) - KaReNさん» え、あ、「さーなん」ですよ! (2017年9月2日 20時) (レス) id: 608b438a88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:知念 かれん | 作成日時:2017年8月12日 23時

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