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part8 ページ8
やっぱり永瀬くんは苦手だ。
なんか見透かされてる気がする。
「ほ、ほら、忘れ物持ったならもう、帰りなよ、ね？」
私は下を向いたまま永瀬くんに言った。
きっとそろそろ平野先輩がトイレから戻ってくるから
変な勘違いはされたくない。
て、平野先輩にとって私の男関係なんてどうでもいいんだろうけど、、、。
私は悶々と考えていた。
永瀬くんは動かず私を見つめていた。
自然と私もそのまま近づいてきた永瀬くんを見ていると
唇に何かが触れた感じがした。
、、、え？
「な、なにするの」
廉「なにって？キ.スやけど」
なんてケロッと言う永瀬くん。
まって
「は、初 めてだったのに、、、」
私の大切なファースト キ.ス。
まさかこんな簡単に奪われるとは、、、。
廉「へえ、初なん？」
笑って永瀬くんは私を見た。
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作者名：ぽよちゃん | 作成日時：2015年10月24日 20時
