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part２２ ページ23
2人がいなくなると用事で職員室に行っていた廉が帰ってきた。
廉「A、飯行こや」
「え？
一緒に食べるの？」
廉「まあ、俺は少しでも早くお前を惚れさせて言うこと聞いてもらわんとあかんからな」
「惚れないから！笑」
廉「そう言ってられるんも今のうちやで、ほら、行くで」
余裕そうに廉は私の手をとった。
『え〜なんで永瀬くん、向井さんなんだろ』
『謎だよね〜』
『永瀬くんも平野先輩も誰かのものになっちゃったなんて信じらんない』
クラスの女子からはヒソヒソとそんな声が聞こえた。
廉「なに止ってるん、動け」
そんなことを気にも止めずに私の手をとったまま立ち止まる私を引っ張った。
廉「なんも気にせんでええ」
そう言って廉は歩き出した。
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作者名：ぽよちゃん | 作成日時：2015年10月24日 20時
