影の恋は偽りの愛【沖田総悟】

37.作戦会議 ページ37

近藤さんによれば


今回は

私が商人の娘として縁談をうけ山澤家とのお見合い
うまくいけば婚礼に及び情報を得たところで逮捕に及ぶということらしい





「で、総悟が護衛？」


「てか、テメェみたいな奴と結婚すんのかねぇお相手さんは」


「すみませんね可愛げなくて」


「夜は可愛いけどな」



ヌッと顔が近ずいて低い声で囁かれる。
残念ながら耳まで性感帯らしい私にはこいつにいじめられ続ける運命が待ってるのだろう。


「ッだから耳元で話さないで！」



すでに名前を貸してくれる商人も手配済みらしく
総悟は専属の護衛兼執事設定で同行する






「耐えられんの？わたしがべつの男と夜を共にするところを見る羽目になるかもよ？」


わたしは耐えられないや。



「んなもん上等でェビデオでも取っといてやるよ」




だよね
総悟には関係ないもんね

なんとなく嫉妬屋さんな総悟に期待してたかも




「じゃあこれで話は終わり」




実行はあさってからね




とだけ言って
わたしは先に部屋を出た。



これ以上同じ空間にいると何を口走るかわからない。

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