4. 俺は何が何でも卒業したい ページ4
「……何をだよ」
「何って…それは男のロマ」
「下ネタ禁止」
俺の口の前でばつ印を作る弟。
今更そういうあざといキャラ作っても無駄だかんな！
「お前こそ何キャラだよ」
「あ！あ！！今 心読んだ！？読んだよな！！」
それを言うと、真白は呆れたような、面倒くさそうな様子で舌打ちをした。
ともかく、朝食を口に突っ込んで学校へ行く準備を始める。
そう、家族のギャグとはいえ学生なのだ。
「なぁ、真白って今彼女いんの？一緒に登校したりしてんの？」
「フッた」
「は」
もはや感嘆符すら出ない。
「感嘆符抑えるなら声を抑えろよ声出ちまってんだろーが」
「いや、驚きすぎて」
「だから声出ない方が驚いてんだって」
それにしても多分、フッたのはかなり前なんだろうな。
コイツ…やるな。
「なーなー真白ぉ。もしかしてもうすでに卒業」
「学校行くぞ」
今度は否定すらしてないのだが、意外と意外とそうなんだろうか。
いいなぁ、真白ちゃんいいなぁぁぁぁ。
「ほんっとお前って馬鹿だな」
「え？何が？」
「そういう嘘に騙されるところとか、因数分解できないところとか」
「……うぇぇぇ嘘ぉ！？」
「小文字うざい」
あ、バレてたんだ。
ちょっとあざといキャラ狙ってたんだけど。
.
兎にも角にも、俺らはそれぞれ学校へ向かった。
5. 私の姉が天然過ぎる件について→←3. 俺の弟はちょっと不思議だ
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リナ@オリジナル小説垢(プロフ) - たて笛戦士味官パフェ大佐ーもう無理無理〜さん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ亀更新で申し訳ない…！少しずつですが更新していきます…！ (2018年7月27日 15時) (
レス) id: 0896679b96 (このIDを非表示/違反報告)
たて笛戦士味官パフェ大佐ーもう無理無理〜(プロフ) - はじめまして、ちゃんと小説書きで嬉しいです！ 応援してます！ 更新再開していただける日をお待ちしております！ (2018年7月27日 13時) (レス) id: 35c93b046a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ@オリジナル小説垢 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2018年3月27日 19時
