出逢いのチカラ [Takahiro×Misako] (ページ13)

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EP12 ページ13

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宇野ちゃんにっしーの事好きだったんだ。

でも既に私は知ってた。

にっしーも宇野ちゃんの事好きだって事。

だってめちゃくちゃ神妙そうな顔して

隆「千晃、俺さ。

実彩子ちゃんの事好きになったかも。」

なんて言うんだもん。

その時はにっしーの事サイテー!!なんて思ったけど…。

嫌いになんかなれないよ。

応援出来ないわけないよ。

宇野ちゃんも大切な友達。

だから羨ましくても私が我慢しなくちゃ。

ベットに潜り込んでずっと泣いた。

絶対目腫れてる。

涙でグチャグチャになってるはず。

けど今はそんな事関係なしに

涙が枯れるまで泣き続けた。

すると携帯が震えた。

なんだ秀太じゃん。

何で今掛けてくるの…。

千「は…い。

もしもし…。」

秀『え、あ…。

もしかして、泣いてる…？」

千「だったら、何…。」

秀『泣くなよなー。

俺が困るやん。笑』

千「何それ?!

あーもう。笑

秀太のおかげで涙止まったし。」

秀『ほんっと。笑ってろよな。笑』

千「うん。ありがとう。」

秀太はこういう所本当に鋭すぎ。

離れてても分かったかのように

落ち込んでたら電話掛かってきたり

悲しいときもメールが来たり。

いつも私の事を助けてくれてる。

秀太の言葉を思い出すと元気が出た。

あの2人には幸せになって欲しい。

その思いが一層強くなった気がした。

私は笑顔で2人を見守り続けてよう。

そう思えた。

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