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貴方Side
恭平と初めて喋ったのは今から5年前。
私がダンスが上手くできなくて怒られて、ないてるときに、
恭「、、なんで泣いてるん？」
「え。」
恭平のことはまいジャニのこととかでも会って、知ってたけど、直接喋ったことはなかった。
5年前。当時お互い17歳。高校2年生の時だ。
3年間一緒にまいジャニしてきたくせにちゃんと話したのは初めて。
傍から見たらおかしかったんやない？
恭「、、なあ。俺でいいなら話聞くで？」
同い年だけど私先輩やで？しかも人見知りやなかったっけ？この子。
「後輩には話を聞いてもらってもどうにもなんない」
恭「、、わからんよ。なに？先輩やから敬語にしろって言いたいん？」
結構ズバズバ言ってくるな、、。
「別に。そこまで言ってない。ただ、後輩にはなんにもわからんよって話。」
恭「なんで決めつけるん」
「え。」
恭「わからんやん。ちょっとでも話してくれたらセンパイの気持ちも変わるかもしれへんやん。」
「だから？励ませる自信あんの？」
ちょうど私がトゲトゲしてた時期だから言葉はきつかった。
「ないやん。たいして喋ったこともないのに。私の努力なんか知らんくせに」
「たいして努力もしてないやつに励まされたくないねんけど」
その言葉に腹を立てたんか恭平は
恭「は？意味わからん。センパイだけが努力しとるみたいに」
「確かに、俺はまだ入所3年やし、ダンスも歌もセンパイからみたらすんごい下手かもしれん」
「でも少なくとも努力はしてる！謙杜とみっちーと。一緒に」
「センパイやって俺らのこと知らんくせにグチグチ言ってこんでや！！」
「俺らも中途半端な気持ちでやってるわけちゃうねん！！」
「ちょっとは後輩にでも弱音はいてもええやん！話すの初めてやけど力になれるかもやん！」
「大好きなセンパイが傷ついてるの見てる方がよっぽど辛いわ」
今まで誰にも悩みなんて話したことがなかった。
でも、この時恭平にならいろんなことが相談できるかもしれんと思った。
この時、恭平が怒ってくれなかったら、今の自分はないと思うし、ジャニーズも
やめていたかもしれない。恭平には感謝してもしきれんとこがたくさんある。
ホンマにありがとう。
「恭平。同い年なんやし、センパイやなくてAでええで。」
恭「ホンマ？！やったー！！」
「、、あと、私の悩み聞いてや？」
恭「おう！どんとこい！」
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作者名：AQUA | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/ichigonandayo
作成日時：2023年1月15日 0時
