消えた紅一点は外国で女優をしていたらしく。 (ページ12)

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貴方Side

配信を終えると色んな人がTwitterなどについーとしてくれてた。
悲しんでくれる子がたくさんいてこんなにも愛されてたんやなと思うと心が痛くなる。

「てかさ、」

謙「はい？」

今日はみんなで韓国旅行に来てたらしく、今私がいるホテルに泊まるらしい。
家はここからそこまで遠くないけど、気分でホテルに泊まる日がある。
謙杜だけ私の部屋に来るらしい。
私の話を泊まりたい！！って聞かなかったからな。
最年少らしくて可愛いんやけど、、。
割り振りは

謙杜・私、みっちー・恭平、丈くん・はっすん、大ちゃん・流星。後笹井さん。

「せっかくウチの部屋に来たんやからさ？」

謙「はい。」

「ゲームしようや？」

謙「マジですか！？やりますやります！！」

「何がええ？」

謙「逆に何がありますか、、？韓国のゲームならあんまり知らないんですけど、、。」

「おいおいおい。私が韓国のゲームすると思うか？」

謙「絶対しないです。」

「謙杜にだけの秘密やけど私、たまに日本に行くんよ。」

謙「何回くらいのペースでですか？」

「月一？」

謙「ちょっと多すぎません、、？」

「ええやーん。」

「日本が好きなんやって。後なにわのライブにもこっそり行ったことあるんよ。」

謙「えぇ！？なんでですか？」

「なんか行きたかったんよ。その日ちょうど7月28日のなにわの日やったし。」

謙「デビュー発表日じゃないですか！？」

「そうそう。ほんとはなその日楽屋に行ってホントのこと言う予定やってん」

謙「、、なんで来なかったんですか？」

「怖かったんよ。嫌われてるんちゃうかって。」

謙「そんなことっ！！」

「うん。分かってた。絶対ないって思うた。」

謙「なら、なんで、、？」

「もう私に興味ないか、とか。」

「それより怖かったものがあったからなんよ。」

謙「それより、、怖いもの、、ですか？」

「そう。リスナーさん、アンチ」

「今更会いに来んな！、戻れると思うなよ！！、とか言われるんちゃうかなって。」

「そこで、改めて自分は弱いんやなって思ったし、それと同時にもう戻らんって思ったんよ。」

謙「気が変わるまで。待ち続けます。」

「、、え？」

謙「ずっとずーっと10年でも100年でも待ち続けます。」

「100年はいくらなんでも無理でしょ笑」

謙「見続けていてくださいね！！」

いつの間にか謙杜も成長してたんだなって思った。
1年でこんなに変わるんだね。すごいよ。