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今日は私とジヨンの大切な日



そう、ダンス大会当日


早めに会場入りした私たちは着替えてストレッチをしていた。

私とジヨンは最後から3番目

まだ十分に時間がある。



でも、時間があればあるほど、胃の痛みが増していって…



「ジヨン…胃が痛すぎて気持ち悪くなってきた」

JI「ほんとAってこういうの弱いよね」

そう言いながらジヨンはカバンを漁って、未開封の胃薬を渡してくれた。

「さすがジヨン…用意いいね」

JI「絶対Aは胃が痛くなるだろうなーと思って」

ぱかっと胃薬の箱の口を開けて、中の薬をとる。
さーっと粉薬を流していくと、微妙な苦味が口に広がって、私は顔をしかめた。

「なんか効く気がするよ」

JI「そりゃよかった」





大会が始まり、着々と順番が近づく。


最終調整はうまくいっている。

胃薬もうまく効いてくれている。

2人の相性も最高。


あとは勝利の女神が私達を選んでくれるかにかかっている。


ギリギリまで練習したんだ。

選んでくれなきゃ恨むよ。



気づいたら私達の順番が来る、というところで、ステージの袖で2人手をつないでたつ。


ジヨンの鼓動を感じる。


いつもより少しはやい。


ジヨンの体温を感じる。


冷え性なジヨンも今日ばかりはあたたかい。


ジヨンの方を見ると、ジヨンも私を見ていて、なんだかおかしくて笑った。


2人の深呼吸がシンクロする。



前の組が終わった。

私達の名前が呼ばれた。


JI「いこう!」

「うん!」



私達2人は煌々と光るステージに足を踏み入れた。

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設定タグ:GOT7 , JB , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛
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美音(プロフ) - noaさん» コメントありがとうございます。丁寧な文で伝えよう、って意識していたので、伝わっていてとても嬉しいです!noaさんの言う通り、大切にします。 (2016年1月15日 7時) (レス) id: 6d7394d47e (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 丁寧な文章なので、場面が想像できて、作者さんの思いが伝わります。続きが楽しみです。焦らず、マイペースで大切に書き続けてください。 (2016年1月15日 2時) (レス) id: f63b85c446 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます!!!初コメント嬉しいです(*^^*)これからも頑張るので応援お願いします! (2016年1月13日 8時) (レス) id: 6d7394d47e (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - すごく面白いです!! 続きがすごく楽しみです!(*´`) (2016年1月13日 2時) (レス) id: fe437b6483 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美音 | 作成日時:2016年1月3日 18時

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