何処にも属せない私【葬儀屋】 (ページ3)

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1　愛しい家族との別れページ3

?「姉様っ!!!」ぎゅー

少年は１６歳程の女性に抱きついた

自分に強く抱きつく子花のような笑顔で抱きついてくるこの子はAの可愛い弟シエル

貴方「シエル痛いよ…仕返しよ!！」

こちょこちょこちょこちょ

シ「あははははは!!!や、やめてー!！」
貴方「はは!」

なんとも幸せな日々だったシエルが生まれてから11年ここに来てもうそんなにたったしかしこんな幸せな日々が今日終わるなんて思ってもみなかった

夜突然父と母に起こされた

母「A!!起きなさい!!!」
貴方「へ…?なぁに、母さ…!?火事!?」
父「シエルと共に逃げるんだ!!これはただの火事じゃない。きっと私を殺しに来たんだ、お前たちを死なせたくないっ!早くにげろ!!」
貴方「父様!母様!」

Aは逃げながら必死に両親を呼んだ

「姉様ぁーーーーーーーー!!!!!」

下で自分を呼ぶ声がした

貴方「っ！」

父様っ母様っ…ごめんなさい!!

急いでシエルの元へ行くと見知らぬ人達がいっぱいいた

貴方「シエルに触るなぁぁぁあ!!」

そのとき初めてAは本当の両親から受け継いだ力を発揮したその力はすさまじものだった死神の鎌、デスサイズを持ち、一心不乱に振り回す

「っ…ヤバイぞ！そいつだけでも連れてくぞ!!」
「あぁ！」

男たちはシエルだけを担ぎ去ろうとした Aは叫んで追うが背後ががら空きになってしまい刺された

貴方「がはっ!!…シエルっ…待って…私を…置いてかない……で…」

涙を流したそのまま意識はなくなった
ほぼ同時刻、燃え上がる家の前に誰かが立っていた

?「ヒッヒッヒ…これは凄いねぇ…さてと」

燃え上がる屋敷に何事もなかったかのように入る銀髪の男中に入るとAが倒れてるのを見て近寄った

?「おやおや…きれいな子だ。ん?この子、もしかして…ヒッヒッヒ！良いものを見つけたねぇ」

銀髪の男はA横抱きにし、連れ帰った