何処にも属せない私【葬儀屋】 (ページ18)

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16 グレルどんまい（笑）ページ18

グ「こんにちは。グレル・サトクリフです」
貴方「よろしくお願いします」

グレル…サトクリフ…喉まで来てるのに出てこない

シ「何そんな難しい顔してるんだ?」
貴方「え?いや、うん。ね、アンダーテイカー」
ア「へ?小生かい?」
貴方「あなた以外にどこにアンダーテイカーがいるわけ」

…なんか今日のAは毒舌だねぇ…毒舌というよりなんかSっ気が…

セ「では始めましょうか」
貴方「シエル、リジー呼ばなくてよかったの?」
シ「今日は都合悪かったようだ。だからこのメンバーでやることにした」

"そっか"と笑ってみせる

あ…どうしよう…笑えてる?かな…

きっとAの表情は周りからはわからないだろうが少しだけひきつっていた

ア「…」

彼はそれに気づいていた

…A…

セ「今日はウヴァを淹れました」

こぽぽ

貴方「いい香り…」
ア「流石だねぇ」
セ「恐れ入れます」

香りを楽しんでから一口飲んでみる

貴方「…美味しい」
セ「ありがとうごさいます」
シ「…まぁまぁだな」
セ「左様ですか」

セバスチャンはあっちこっちと忙しそうに動く

貴方「…」じーー
グ「あ、あの…A様?」

自分をずっと見てるAに疑問を持つグレル

貴方「はっ!ご、ごめんねっ!!人に…というより私に見られて気分わるいよね」
アン「ばっか言ってんじゃないわよA!!あなたに見られて嬉しくない男なんていないわけ無いわ!!」

ドーンっと登場してきたマダム・レッド

貴方「おば様それは天地がひっくり返ってもありえませんよ」

クスクスと笑う

ア「小生もそれはマダム・レッドに同意するねぇ。君はもっと自分の美貌に気づくべきさ」
貴方「びっ!?!?」

"美貌!?"と驚きすぎて最後まで言えなかったA

シ「そうだな。姉様は変なところで鈍感すぎる」
貴方「シエルまで!?」
セ「そうですね」
貴方「セバスチャンも!?」

若干総攻撃を食らってる気分になる

アン「グレル!白状しなさいっ!!」
グ「ひっ!?奥様!?!?」

マダム・レッドはグレルの胸ぐらをつかむ

アン「Aに見つめられてどうだったのよ!!」
シ「マダム・レッド…その聞き方は…」

相変わらずのおばに呆れるシエルと唖然とするセバスチャン