乃木坂46短編小説2

卒業/白石麻衣 ページ1

A・・・乃木坂46三期生、欅坂461期生
普段はずっと笑顔で暗い顔を一切見せない

選抜発表後

今野さん 「白石から発表がある」

麻衣 「次のシングルで卒業します」

みんなは泣いていた

色々な話が終わり麻衣の周りに集まる

沙友理とAはずっと座ったまま

沙友理 「Aは知っとった？」

A 「知らなかった」

沙友理 「そうなの！」

A 「うん」

沙友理 「ちょっと待っとって」

A 「分かった」

沙友理 「麻衣〜はよ来てA逃げるから」

麻衣 「分かった」

沙友理 「ほら！麻衣ちゃん来てくれたよ」

麻衣 「A」

A 「私もだけどなんで言ってくれなかっ
たの？」

麻衣 「ずっと言えなくて」

A 「なんで」

麻衣 「ごめんね」ｷﾞｭｰ

A 「離して！」

麻衣 「いや」

A 「離して！麻衣のバカ！」泣

麻衣 「バカでいいからちょっと黙ってて」

A 「離したら黙る」泣

麻衣 「離さない」ﾁｭｯ

2分後
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

A 「きつい」

麻衣 「A？」

A 「何？」

麻衣 「何があっても麻衣はAのこと
大好きだから」

A 「ありがとう」

麻衣がずっとAの背中をさすっていたら 寝てしまった

麻衣の家

A 「なんでここに居るの？」

麻衣 「Aが泣き過ぎて寝ちゃったの」

A 「そっか…はい」

Aが手を広げる

麻衣 「いいよﾖｲｼｮ」

A 「大好き」

麻衣 「私も」

次の日

友梨奈から直接2人っきりで脱退のことを
Aに話した

A 「なんで」

友梨奈 「ごめん、ほんとに」

A 「脱退してからも仲良くしてね」

友梨奈 「うん！」

乃木坂46の楽屋

A 「おはようございます」真顔

蓮加 「どうしたの？元気ないよ」

A 「ごめん、今はほっといて」

蓮加 「え〜分かった」

椅子の前

A 「この椅子借ります」

一実 「どうぞ〜」

Aは椅子を隅に置いて体育座りで座り 大きめの膝掛けをかけた

A 「ｸﾞｽｯ」

麻衣 「どうしたの？」

A 「なんでもないよ」

麻衣 「じゃぁなんで泣いてるの？」

A 「泣いてないし」

麻衣 「泣いてるのじゃんなんで？」

A 「明日分かるから」

麻衣 「分かった。でも泣きたい時は泣きな」

A 「家で泣く」

麻衣 「分かった」

家
ソファ〜で麻衣が寝転がってる

麻衣 「ほら！おいで」

A 「うん」

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