検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:31,393 hit

time 20 ページ21

それからなんとなく気まずい雰囲気になってしまった。



君は普通に話しかけてきてくれるのに、俺からはいつも踏み出せないでいる。




そんな日が何日が続いた頃の帰り道。







今日は君の誕生日。



君と気まずくなる前は、朝いちに祝ってやろうとか計画してたのに。






折角買ったプレゼントもスクバの中に眠ったまんま。

「おめでとう」って言葉も言い出せぬまま。




日は沈もうとしている。








…こんなんでいいのか、俺。



よくないだろ。


後々後悔するのはもう嫌なんだろ。






慎)A


A)え?
…どーしたの、長谷川くん





…今日も好きだな。








慎)…遅くなってごめんね
誕生日おめでとう。


A)…え、……






…どうしてこんなにも愛おしさが増すのだろう。






A)あ、りがとう…


慎)…どしたの


A)わ、わすれられてたかなぁなんて、っ
ほら、もう一日終わっちゃうしなんか最近気まずいし、!


慎)…ごめん





俺が意気地無しだから


君にそんな顔させてしまう。






慎)………ねえ、泣かないでよ


A)えっ、あっ…ごめ、
なんか勝手に……ゎ、!!






少しでも君に伝わるといいな





俺の気持ちが。





この想いが。

time 21→←time 19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
201人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 長谷川慎 , LDH
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れい | 作成日時:2020年5月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。