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【魔法使い】2 ページ2

「えぇと、どれかなぁ」

メモをしてきたものと同じものを図鑑と照らし合わせつつ探す。

「あった!これ…じゃないか」

似ていても、たまに毒の入ったものがあるから注意しないといけない。

「うーん、あっちにあるかなぁ…」

別の場所を探しにいこうとしたとき。

ポツ…

「あ、雨…?」

空を見上げて見ると黒い雨雲が。

引き返すべきかと迷っているうちにどんどん強まっている。凄く沢山降ってくるやつだ、と察した。

「やっぱり危ないし、帰ろう。まだ一日分ぐらいは残ってるよね」

安全第一と諦め、家に帰ろうと回れ右をし、後ろを向いた。

「…!?」

正直心臓が飛び出るかと思った。

スライムという水風船のようなポヨポヨした物体が迫ってきていたのだ、すぐそこまで。

反射的に、直ぐ様ブレスレットになっていたものを箒へと戻す。

そして、急いで箒に乗りその場から離れる。

「嘘…沸くの早くない?」

天気予報は見事に外れ、ショックだ。

「わー、どしゃ降りだよ…」

木々の上へ出る。

雨が霧のようになり、少し見にくいが、沢山のモンスターが木の間から見える。

これだけいると見慣れているとはいえ、少し嫌な鳥肌が立つ。

ふと下を向いていた目を前へ向けると、目の前には大きなドラゴンが。

「…え?」

頭の中が真っ白になる。脳の回転が上手く回らない。反応が遅れる。

「うわあぁぁ!?」

こんなところにいるはずがない、ここまで大きなモンスターが。

普段は家の回りを魔除けしてあるため、家を壊される心配はないし、来るはずないのだが。

「何で…!?」

一度冷静になる。

さっきスライムに遭遇したとき、慌てて向いたのは家の逆の方向。

そして、そのまま乗って飛んできた。

つまり、此方は目的と逆の方向。

「っ、戻らなきゃ!!」

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愛猫(プロフ) - エルさん» ありがとう!頑張ってお話沢山にしたいなぁ。 (2015年7月1日 22時) (レス) id: e9226acb0e (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 魔法使いとか面白かったよ!更新がんばってね! (2015年7月1日 19時) (レス) id: be6a19f037 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫(プロフ) - セツナさん» ありがとう!頑張りまする。 (2015年6月27日 14時) (レス) id: e9226acb0e (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - わお。零琉びっくりよ!すっごいお上手!頑張って! (2015年6月26日 18時) (レス) id: 04641ef202 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫(プロフ) - お社さん» ありがとう、頑張るよ! (2015年6月14日 13時) (レス) id: e9226acb0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛猫 | 作成日時:2015年6月11日 23時

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