平和。(zm視点) ページ1
ﾁｯｽﾁｯｽ！俺はゾム。今は俺、ショッピくん、大先生の3人で、夕飯の買い出しに行ってる訳なんやが、
大先生……お前さ、買い出しの途中に女口説き始めんなや！
ショッピくんもイライラし始めてるから！
あーあ、終わりそうにないな、引きずって帰るか。
zm「楽しそうやなぁ？大先生ｪ？」
ut「ひぃっ！ゾムさん！しゅいましぇんっ！」
zm「はよ帰るぞ。」
syp「ゾムさんナイスです、はやく帰りましょ、」
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ(歩く音)
信号か、……青や。いけるか。
ut「はよ帰らんとトンちが怖いからなぁ…」
syp「尚更早く帰らんといけないのになんで口説いてたんすか…」
ut「僕の前に女の子が居たら口説かずにはいられんねん。」
zm「どういう神経しとんねん」
ﾊﾟﾁｯ(信号が赤に変わる)
この時、ほんまに油断してて、信号が赤に変わったのに気づかんかった。
ｷｨｨｨｨｨｨｨ
気づいたときには、
ﾄﾞｶﾝｯ
意識なんてとっくに無かった。
意識が戻ったときには、
syp「先輩どこっすか！」
kn「ここや！ここやってショッピくん！」
病院に居て、
ut「シャオちゃんｯ…俺……なんっにも聞こえへん！！！」
sha「なんでや！何でなんも通じひんねん！」
いつもの皆が居て、
em「ゾム…さ……」
エミさんが居た。
「俺は大丈夫。」そう言おうとしたとたん、俺は気付いた。
声 が で な い 。
何度も何度も、声を出そうと喉を強く押さえる。
声がでない。本当に出ないんや。
さっきまであんなに元気で、サイコパスな声さえ出てたのに。
ﾁﾗﾘとショッピくんと、大先生を見てみる。
そうや、俺らは買い出しに行って……んで、帰りに……そうや。
俺、二人を庇って…。
でも、俺が轢かれたあと、二人も轢かれて…。
syp「何で何も見えないんすか！」
ut「何で何も聞こえへんのや！」
俺は包帯の巻かれている首を押さえてこう「言おうとした」。
何で何も喋られへんのや。
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作者名：カービィファン☆ | 作成日時：2019年2月18日 7時
