ほくじゅり短編集

びしょびしょ ページ5

樹side

今日は1日off


なのに北斗が1日仕事

もーそれはざんねん で、もう北斗は仕事に行っちゃったんだけど 最近北斗の元気がないような気がする

なんで 帰ってきたらいっぱい甘やかしたいとおもいます



北斗side

最近お仕事の方で上手く行けてない

監督さんは十分だって言ってくれてるんだけど

スタッフさんに影で言われてるを前に聞いてしまった

今日も頑張らないと



数時間後


仕事終わり

やっと終わって帰ろうと廊下を歩いている時

また聞こえてきた

(最近あいつ調子乗ってね？)

(もっといい俳優いるっての)

なんて色んなこと言われてる

もうその状態に耐えられなくなって走って外に出た

雨が降っていた

俺はマネージャーさんに迎えにこなくていいと伝え

傘もない中トボトボと歩いて帰った


樹side

北斗の帰りを待っていると

ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ

雨降ってんじゃん

あいつ傘もってるかな

でも車か

なんて北斗のことばっかりだ




ちょっと北斗遅くない？！ 既読もつかないんだけど

そんなこと思ってたら


ｶﾞﾁｬ

樹 北斗！

玄関に向かうと

ビショビショで座り込んでいる北斗が居た

俺が名前を呼ぶと北斗は顔を上げ手を伸ばしてきた

その顔は何とも弱々しい顔だった

俺はとりあえず北斗を抱っこしリビングに連れていった

樹 北斗？風邪ひくからお風呂入らない？

北斗 ﾌﾘﾌﾘ

無理に言うのは良くないと思い言うのを辞めた

樹 じゃあとりあえず体拭いて着替えよ？

北斗 ...こしてる？

樹 ん？

北斗 ずっとだっこしてる？

樹 もちろん

帰ってきて初めて聞いた北斗の声は弱々しかった

抱っこしながら着替えとタオルを取りに行く

その間も北斗は俺にしがみついていた

樹 北斗？１回離れない？じゃなきゃ着替えらんないべ

北斗 じゃあきがえない

全部ひらがなになさ聞こえるいいかたで言ってくる

何とか試行錯誤して着替えさすことが出来た





to be continue





キリ悪いです！

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