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萩「お、これは俺の出番?写真なら任されて〜」


景「ありがとう、萩原」





背景になるいい場所を探してウロウロしている2人を可愛いななんて思いながら、使っていた道具を一度綺麗に片付けていく。

撮り終わったらしい写真と一緒に我が家の住所を送信する。
すると、届いてから直ぐに見たのか電話がかかってきた。

え、ゼロって意外と暇なの??






「何か不都合でもあった?」

降『そうじゃないが写真の男は誰だ!?』


「誰って新しい顔だよ、ヒロの。素顔は使えないから物理的に新しい顔が必要なわけ。で、送ったのがこれから暫く使うことになる顔ね」


降『……色々と突っ込み所ばかりだがヒロは了承済みなんだな?』


「私がヒロの意志を無視してそんなことするとでも?ノリノリで写真撮ってたくらいだけど?」


降『ヒロ……
まぁいい。送られてきた写真で諸々作って明日にでも持って行く。』


「了解。で、家と端末の方はどう?」


降『端末は一緒に持って行くが、家の方はもう少しかかる。所属がバレた時点で現在所有しているセーフハウスを使うのは好ましくない』


「そう。じゃあもう暫くは匿っておくから。
明日にでも裕也に鍵渡して家に入れるよう手配しておくよ」


降『分かった。また明日』


「ん。頑張ってね」




萩「で、降谷ちゃんはなんて?」


「書類関係と端末の準備は終わるから明日にでも持ってくるって。家はもう少しかかるそうよ」


萩「お泊まり継続か〜
なら、俺は一旦帰って着替えとか持ってくるわ。陣平ちゃんのだけだと限りがあるでしょ」


「そうね。そっちの方が良いかも、お願い研二」


景「二人ともありがとう。もう暫くお願いします」


萩「「気にしないの」」

景「ふふ、本当に仲が良いね二人は」






景光くんの言葉に思いがけず言葉が揃いそれに笑う景光くん
やっぱり笑ってる顔は変わらず素敵だね


ちょっとだけほっこりしながらそれぞれのするべき事をするために行動し出す。

研二くんは着替えを取りに一旦家に帰り、私は洗濯やらの家事の諸々、景光くんはひたすら自分で顔が作れるように練習。


景光くんの服にベッタリと付いた血糊と戦いつつ、景光くんにアドバイスをするけど、1回目でかなり上手に出来てるし今日中に問題無く出来るようになるかもなぁ

それよりもこの血糊本っ当に落ちないな?!
色んな洗剤使ったりネットで見つけた裏技とか試してるんだけど!?

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Ri - みんなの姉ちゃん強くて優しくてかっこよくて…最高です‼︎ (3月30日 20時) (レス) @page38 id: c14ce56baf (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あいしてるぅ (8月23日 20時) (レス) @page32 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@前垢消えた(プロフ) - 神作品更新待ってますッッ (6月30日 5時) (レス) @page27 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2022年9月3日 16時

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