ドS探偵★【緑】 (ページ3)

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YOUside

あーこいつもダメ。こいつもブス。

せっかく探偵助手という「執事」を雇おうと思ったのに応募してくるのは顔面偏差値30以下ですってやつらばっか。

それに、パソコンできますっていうやつ。

私はあくまで、「探偵助手」を募集してるんだけど。

パソコンできたって、使えない。

ここ、ネット住民の会社じゃないし。

こんなのしか応募来ないなら雇わなくていいわ。

そう思っていた時、1人の男から電話がかかってきた。

声は、まぁまぁ。

ちょっと低めの、なんか癒されるような…。

でも、顔見なくちゃわからないわ、私と釣り合うかどうか。

これで最後にしましょう。

それで、私は面接をしてあげることにした。

「大倉忠義です。よろしくお願いします。」

うん。顔は、今までで1番いい。

結構イケメンかも。

30歳かぁ…かなり年上だけど関係ないわね。

前は会社員だったみたい。

使える、使えないは別として雇うなら絶対この人。

それに、なんかMっぽい顔してるし、探偵の勘がMだって言ってる。

これは運命ね。

「あなたにするわっ！明日からよろしく。」

私は、この人をバディに決めた。

マヤと同じく代官様みたいな、いや、それ以上飽きないであろうバディ。

明日から楽しい毎日が始まるでしょうね、私にとっても大倉忠義さんにとっても。ふふ(笑)