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なんか、夢見ながら生きるっていいことかもしれない。
宝くじとか、そんな発想私にはなかったから。
やっぱ、隆平ってすごい。
考え方がすごい。こういう人だから、人に好かれるんだろうな。
丸山「あ、宝くじのこと、内緒なぁ？」
A「当たり前でしょ。一応勤務中ですから。」
丸山「おん♪よろしく！さぁて、ついたで！」
A「ありますように…。」
丸山「あるって！裕ちーん♪」
横山「おっ、マルやん！久しぶりやなー！」
丸山「えー？一週間前に来たで？」
横山「えっ、そやったっけ？」
あー、横山さん、やっぱすぐ忘れてる！
私の書類、無事か不安…。
丸山「もう裕ちんってば忘れっぽいんだからぁ♪」
横山「ごめんごめん(笑)あれっ？Aやん、さっき来てくれた…やんな？これは絶対覚えてる！！自信あるで！」
A「はい、来てました。で…その時に書類の入ってるファイル置いてきたみたいなんですけど…」
横山「あー、落し物？どんなやつなん？」
A「えっと、オレンジのドットのファイルなんですけど…」
横山「おっけ！ちょっと探してくるなぁー」
A「すいません、ご迷惑をおかけします。」
あるといいけど…。
これでなかったら……
怖い怖い。考えるのやめよ。自分、前向き！
丸山「大丈夫やって、絶対あるよ。」
これも隆平の優しさ。
私のこといつも気にしてるんだよね。
それで、しんどい顔してたら励ましてくれる。
本当にいい同期に巡り会えたな。
A「うん、そう願うよ。ありがとね、隆平。」
丸山「いえいえー♪」
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作者名：くるるん∞ | 作成日時：2015年11月18日 17時
