平和が好きだから (ページ2)

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新しい住人？ページ2

ム｢9…10！どこだ〜！｣
ムーミン達は森でかくれんぼをしています
ム｢あっ！スニフみーっけ！｣
スニ｢えぇ〜僕が一番最初じゃないか…｣
ム｢ミイもみーっけ！｣
ミ｢ムーミンったらまた探すのが上手くなったわね｣
ミイとスニフは少し悔しそうです
ム｢ん〜あ！フローレンも！！｣
フ｢あら、見つかっちゃったわ…｣
ム｢あとスナフキンだけなんだけどな…どこにいるんだろ…｣
ミ｢あっちの方に行ったのはちらっと見たわよ｣
フ｢えぇ、私も｣
スニ｢それ言っちゃいけないんじゃない？｣
ム｢とりあえず行ってみよう｣
4人はミイの指さした方向に歩き始めました
ム｢こっちにはいないよ〜｣
ミ｢こっちもよ｣
フ｢向こうはいなかったわ｣
スニ｢スナフキンいったいどこに隠れたんだろう…この森の中だけって言ったのに｣
そのときでした
森の奥、川の方向から音がしたのです
そこは少し薄暗いところでした
ム｢ねぇ、もしかしているんじゃない｣
スニ｢なっ、なな、なにが？｣
ミ｢スナフキンに決まってるでしょ、何怖がってんのよ｣
スニ｢こ、怖がってなんかない！！｣
ム｢あ！スナフキンだ！｣
フ｢ほんとだわ！｣
ムーミンとフローレンはちらっと音のした方向からスナフキンが見えました
ム｢スナ〜フキ〜ン！見ぃ〜っ……？スナフキン？｣
スナフキンは黙ってどこかを見ています
ム｢スナフキン？どこを見ているの？｣
ス｢あそこ…人が…｣
ミ｢あら？本当だわ、見ない顔ね｣
ス｢後ろ姿しか見えないじゃないか？見ない顔…？｣
ミ｢もー細かいこと気にしない！！それに後ろ姿も見たことないじゃない！｣
フ｢ちょっと静かにしてよ！｣
そのときでした
みんなの声に気がついたのか女性がこちらを向きました
彼女のピアスがシャランと音を立てます
？｢そこに誰かいるの？｣
スナフキンが立ち上がりました
ス｢やあ驚かせてしまったかな｣
？｢ムーミン谷の人ですか？｣
ス｢あぁ、友達がそっちにいるんだけど、連れてきてもいいかな？｣
？｢ええ勿論！私最近ここに引っ越してきて、ムーミン谷の人と仲良くなりたかったから｣
スナフキンがみんなに手招きをします
ム｢こんにちは！僕はムーミントロール｣
フ｢私はフローレンよ！｣
スニ｢僕スニフ！｣
ミ｢あたしはミイ、よろしくね｣
イ｢えぇよろしく！私はイーファ・ナルヴァネンよ｣