13人と私の青春があったのなら

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その日は曲が完成して気分がいいのか最後のお見送りにも来てくれたオッパ

分かりやすくてちょっと引いたけど、新しく出来たオッパの曲を聞きながら帰っていたらそんなことどうでも良くなった

今回も本当に素敵な曲だ







家に帰るとまたスニョンさんの靴があった




今日もいるんだ…

挨拶をしようとリビングに向かうとスマホを落としてしまった

その反動でイヤホンもスマホから取れてしまったのだ

オッパの作った曲が大音量で流れてしまった…

どうしよう恥ずかしい




するとスニョンさんがドタバタと私の元へ来る


「これ！どこで！」



スニョンさんの顔が私の顔に引っ付くんじゃないかと思うぐらい近くに来たことに驚き後ずさる




『えっと…』



こんなスニョンさんを見たことがない私は少し怖くなってしまった

1歩後ろに下がったら、スニョンさんは私に1歩近付く

それを繰り返していると私の背中が壁に当たった

怖すぎる

ずっとハムスターみたいだと思っていたのに今は獲物を狩る虎の様だ





「ちょっと！ヒョン！ストップ！ヌナが怖がってるよ」




そう言い私とスニョンさんの間に入ってくれるチャニ

守ってくれてかっこいいんだけどもう少し早く来て欲しかった…

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