13人と私の青春があったのなら

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ソクミンくんがヒョンと言っていた当たりもちもちの人は先輩なのだろう

もちもち先輩と心の中で呼ばせてもらうことに勝手に決めた




もちもち先輩の後ろを着いていくとクラリネットやピアノ、ギターなどの楽器が置いてある部屋に着いた

辺りを見回すとパソコンがあった

画面にはピンクや青の横に長い線があったり音量バーみたいなものが移ったりしていた

なんだこれは




まじまじと見ているとソクミンくんが




「それは触らないようにね」




と言った

すぐにもちもち先輩は椅子に座りパソコンへ向かった



おお、すごく大事なものなのか…



数分しか過ごしていないけれど、もちもち先輩は見た目の可愛さから思い浮かばないほどに無愛想である

なぜ、こんなにソクミンくんが懐いているのかよく分からない





「そういえばヒョン

この子はイ・A！ピアノできるって聞いたから連れてきちゃった」


「それで、このヒョンがイ・ジフンヒョン」





また、イさんだ……

韓国はイっていう苗字が多いのかな？




『よろしくお願いしますジフンさん…？』



挨拶をしても私の顔をじーっと見つめるだけで何も話さないジフンさんに少し戸惑いを感じる

というか感じ悪くないこの先輩？

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